あなた side
「 じゃあねッ 」
「解散」という言葉を聞いて、急いで部活へ向かう
「 え、なに!? 」
永瀬「 、、、 」
,
少しして、喋り声も聞こえなくなった
永瀬くんは、無言で私の腕を掴んだまま
夕日が窓から差し込んでいて、眩しい
平野「 はぁっ はぁっ はぁっ 」
「 ひr 」
いきなり縮まった距離
「 永瀬くん!? 離してっ 」
永瀬「 、、、 」
「 ねえっ 」
いくら抵抗しても、男の子の力には抗えない
永瀬「 俺だけを見てなかったバツ 」
「 えっ、、 」
目があって
いつの間にか、そのまま走っていってしまった先輩
永瀬「 平野先輩に寺崎が俺と付き合ってるって
分かっちゃったな笑 」
「 ッ! 最低 」
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永瀬くんかわちい(え)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。