すとぷりside
いつから変わってしまったんだろう。
前はとても仲のいい幼なじみだった。
だけど、いつしか冷たくてしていて、最初はあなたも中々受け入れられていなかったと思う。
苦しそうに戸惑いながら、俺たちを見ていた。
それでお互い話さなくなった、と思っていた。
突然人が変わったように絡んできて、楽しそうにしていた。
あの時の落ち込みはどこにいったのかと言うほど。
どうしてそこまで俺らにこだわるのか。
あなたの考えはどうも俺達にはわからないけと…
彼女は全て俺たちのことを知り尽くしていて、見え透いたような顔でからかってきていた。
彼女の不思議に視線に、俺らは…目を離せなくなっているのかもしれない。
あなたには、振り回されてばかりだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。