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第5話

    












お母さんお母さん。どうして私は生まれてきたの?愛される為に?でもお母さんは私の事愛してくれないじゃないか。お母さんお母さん。お金払えば幸せになれるの?お母さんお母さん。幸せって何?心が満たされる事?じゃあお母さんにとっての幸せは?お母さんには幸せなんてないの?幸せって皆が皆なれるものじゃないんだね。お母さんお母さん。私幸せになれるかな?お母さんお母さん。じゃあお母さんが幸せになれる事は無いの?ないんだね。あ、お母さんは幸せから見捨てられたって事なんだね!














「 って事を話したんだ 」


『 そうなんだ 』


「 それからお風呂で考えたの 。私にとっての幸せは?私が心を満たせられる時は?って 」


『 へぇ 』


「 やっぱお兄さんとせっくすしてる時が一番幸せなんだって私 」


『 随分変わった子だね 』


「 今更過ぎるねお兄さん 」


『 今日確信出来たよ 』


「 ねえお兄さんは私とせっくすしてる時幸せ? 」


『 どうだろうね 』


「 お兄さんって本当に狡いよね 」


『 今更ですか 』


「 今日確信した 」


『 真似っ子 』


「 って事でお兄さん今日も私を幸せにして 」


『 了解致しました 。お嬢様 。』














ギシリとベッドの軋む音が部屋に響き渡る。誰も入ってくる事のない、お兄さんの私だけがいるこの密室。このまま鍵を付けてしまおうか。そしたら奥さんにも逢いに行く事なんて勿論出来ないし、私のモノになる。でもそれじゃ面白くないからしないけどね。この世界には腐った人ばっかりだね。そんな人が幸せになれる訳ない。だから私のお母さんは幸せに嫌われたんだ。きっとそうだ。間違いない。お兄さんも腐ってるけど、私が幸せにするって決めたの。お兄さんは幸せに嫌われても私が居るから大丈夫。私は幸せに好かれてる自信あるよ。いい子だもの。何でも言う事聞いてきたよ。そういい子なの。だから今も幸せ。そしてお兄さんに幸せを注ぐから、お兄さんも私に幸せを注いでくれる。これが幸せか。私って幸せだ。物凄く幸せだ。お兄さん幸せだね。


















『 … っ 、何 ? 考え事でもしてんの? 』


「 あ っ 、/ お兄さ 、の 、ことっ 、ぁあっ 」






















あー 、幸せ 。








































お母さんお母さん。幸せっていいね。



































































……… ep. 嘘

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