瑠雨side
メリーゴーランドで、お宝を一つGETした僕
それは、ころちゃんの写真
それが、あまりにも綺麗で
ころちゃんに秘密でスマホの待ち受けにしている……
『次、どこ行きたいですか……?』
メリーゴーランドを終えた僕は、次の場所を決めているのだが……
ほとんどの場所が混んでいて行けない状態
誅『まだ、ご飯は大丈夫だし……』
『まだ、こんな時間ですもんね……』
まだ、お昼まで2時間以上ある
誅『うーん……』
僕もころちゃんも、頭を抱え込んでいると、
女『お化け屋敷怖かったぁ……』
女『腰抜けるかと思ったわww』
誅『ビクッ……』
『お化け屋敷……ねぇ』
誅『……っ、も、もう一回メリーゴーランドの、乗ろ!』
『またですか……?』
誅『す、空いてるし……』
なるほど……
怖いんですね、お化け屋敷が、
『お化け屋敷も空いている見たいですね……』
わざとらしく、ころちゃんに言う
誅『そ、そうかなぁ、メリーゴーランドの、方がす、空いてるし……』
お化け屋敷決定★
『じゃ、お化け屋敷行きますか……!』
誅『……ええぇぇぇぇええええ!?』
僕は、ころちゃんの手をとり、強制的に列に並ばせた
女『まじ怖かったよねぇw』
『ビクッ……』
ころちゃん怖がっている……
可哀想だけど……
甘えさせるチャンスだ!
『ころちゃん、手、繋いで行きましょう?』
まぁ、拒否されると思いますけど……
誅『……いいの?』
……ん゛ん?
ころちゃん、デレデレじゃないですか……
来て良かったです……
『もちろんです!』
ギュ
ころちゃん、震えてる……
罪悪感あるけど、僕が守りますから……絶対に
『ころちゃん、抱きついていいですからね?』
誅『……うん、ありがとぉ…/////』
『…………っ、/////』
それは、反則です……
『じゃあ、行きますか……!』
誅『……うん…』
そう言って、僕はころちゃんの手を引いて
中に入った
『暗いですね……』
誅『……ビクビク』
大丈夫ですかね……
「ヴアアァァァァァア!!!」
誅『ギャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!』
ころちゃんは、その場に座り込んだ
誅『グスン……グスン……』
『ころちゃん……』
誅『怖いよぉ……グス』
ごめんなさい
泣かしてしまって……
『よいしょ、』
誅『ひゃぁっ!!』
僕はころちゃんをお姫様抱っこした。
『僕がいるので、安心してください』
誅『……うん/////』
「ヴアァァ……………あ…………(引っ込んでよ……)」
『さ、行きますよ……』
「あ、どうぞ、こちらです……」
『ありがとうございますっ!』
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『もう、大丈夫ですよ……』
出て、近くのベンチにころちゃんを下ろした僕。
誅『ありがとう……』
『ころちゃん、ごめんなさい……』
泣かせてごめんなさい
不安にさせてごめんなさい
辛い思いをさせてごめんなさい
誅『なんで……?』
『ころちゃんが、怖がっているのに……』
誅『僕、後悔ないよ……』
『……え?』
誅『瑠雨くんが、守ってくれたから……全然平気だったよ?』
ころちゃん……
誅『……ありがとうっ!』
ころちゃんは、そう言って思いっきりの笑顔を向けてくれた
ギュ
誅『る、瑠雨くん……/////!?』
『大好きです……ころちゃんっ…』
僕は、ころちゃんを守る
どんな事があっても
ころちゃんだけを守る
誅『……瑠雨くん、大好き……/////』
周りの人が僕たちを見ていても
どんなに、変に思われてもいい
僕は、キスをした
チュ
誅『ね、ねぇ、瑠雨くん、』
『はい……?』
誅『その……スマホの待ち受け……何?』
『……あ…』
誅『……消して……?』
そんな目で見られても……
『ダメですっ、僕の宝物ですからっ!!』
誅『す、すぐ目の前にいるじゃん……/////』
『…………。』
チュ
誅『……んぅ!?』
『さ、行きますか、ころちゃんっ!!』
誅『……うぅ……なんか、負けたぁ……』
僕たちは、手を繋ぎ
次の場所に向かった
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学パロや、『彼女の執事』などと同じペアの
桃赤、黄青、橙紫
の、3ペアで、新しい小説を書こうと思っています……
他のペアは地雷克服がまだ、出来ていないんです……ウゥ……
3ペアと、大きな小説となります……ハイ
それで、その小説のリクエストを
『リクエスト箱……ナド』の「小説のリクエスト」的な名前のところで←雑ですみません
大募集したいと思います。
もし、選ばれなかったりした場合は、
また、次のこの3ペアの新小説か、短編集、長編集として出したいと思います。
たくさんのリクエストお待ちしております……!
神ダネ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。