第66話

50話
4,136
2020/02/03 13:34
しえるside




山崎『土砂降りだね…』

『……うん……』


皆は、建物の中に避難した。


でも、なーくん達の姿はなかった。

もしかして……


森の中に……?




男『あ、おい、誰か走ってくるぞ……!』


1人の男子の声により、皆が外を見つめる。

確かにこちらに走ってくる……


女『佐々木さんじゃんっ!!』


佐々木さんって確か……なーくんと一緒に……



『……っ……!』


山崎『しえるくんっ!』


俺は、佐々木さんに駆け寄った。

もちろん、雨が激しく体にあたる。


『なーくんは……!?』

寒さで震える佐々木さん。

目からは、雨か、涙か、分からない水が垂れていた。


佐々木『森の中に……』


1人で置いてきたのかよ


『なんで、一緒に来なかったの?』

佐々木『七瀬くん………怪我してて、先行ってって……』


『……怪我?』

怪我って……








『俺、行ってくる……』


俺は、そのまま森に向かう。






山崎『しえるくん、待ってっ!』


山崎さんが、俺の腕をつかんだ。




『……何?』


そう聞く俺に、下を見て言う山崎さん。


山崎『しえるくんが行ったら、迷子になっちゃう……』



なーくんが、危ないのに

君は、そういうこと言うんだ。



『俺より、なーくんの方が大事や……』

そう言って、無理やり手を剥がそうとする。


山崎『行かないでっ……!!』



『行かないで?』


山崎『わ、私を……見て………』


こんな時に限って、顔を赤くしてそう言う山崎さん。

ふざけてる?



『こんな時に、何言っているの?』









山崎『好きなのっ…!!!!』


だから…


山崎『好きだから……』








『俺、なーくんしか見れへんから』


そう言って、力の弱まった手を剥がし、森に入っていった。






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七瀬side




「…………っ……ん…………!……!……」


あれ?

何が聞こえる?


って、俺、何してたんだっけ?



誰だっけこの声





痛いな……




どこが?



胸が痛い?




足が…痛い




なんで足?




ここどこだろう






寒いな








しえる『……なーくん!!』


この人って……



『し、しえる……くん…?』



なんで、泣いているの?


なんで、そんな顔するの?




しえる『痛いやろ……』



どこが?




『胸が……痛い……』


しえる『胸が……?』




『苦しい……』



苦しいよ、しえるくん


辛いよ




しえる『俺の背中に乗って……』


『の、乗れない……』



身体が動かない




しえる『しょうがないなぁ……ヨイショ』


『……っ……』


しえる『眠いん……?』



『……ん』


しえる『寝ててええでな』



『……ん』


温かい


気持ちがいい



安心するな




しえるくんの背中は




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はい、これで、橙紫の合宿?の話は終わりです。

意味不で終わってすみません。



50話に行ったということで、学パロstprBL【2】

に、移行したいと思います……!


次の小説で、お会いしましょう……!


ByeBye
mano
mano
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