誅side
溜雨くんと、出会ったあの場所で
付き合うことになった僕達。
嬉しさと、喜び、
色々な環状が混ざり合い、僕達のこれからは進んでいく
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『溜雨くん……大好き……』
僕は、夜、自宅のベッドで寝ている時
今日のことがよみがえり、
この言葉を連呼している
その度、寝れなくなり、
頭には、君のことだけ
『ぐぬぬ……眠れない…………けど、嬉しい……』
普段嫌いな学校だが、
この時ばかりは
(明日の学校が楽しみだなぁ……)
と、思わずには、居られない
『……へへっ……/////』
思い出して、笑い、
寝れないことに、拗ねて
それの繰り返しの夜だった
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『ふあぁ……(“ ´ Å`“)』
あくびをして、いつもの登校する道を歩いていく
もちろん、
溜雨『寝不足ですか?』
溜雨くんもいる
『……溜雨くんの事考えたら、眠れなかったんだよね……/////』
溜雨『あぁ……もう可愛すぎです!』
ギュッ
『ちょっ、溜雨くん!ここ、公共の場!』
抱きついてきた溜雨くん
溜雨『じゃあ、キスしてくれたら、離れます……』
『……分かったよ……/////』
背伸びをして、溜雨くんに顔を近づけ
チュッ
一瞬の間だけだったが、
唇が触れた
溜雨『……ふふっ……よくできました』
ナデナデ
頭を撫でてくる溜雨くん
『……ね、ねぇ……/////』
溜雨『……ん?』
『デ、デートっていつ……するの/////?』
溜雨『うーん……』
考えこんだ溜雨くん
溜雨『じゃあ、明日しましょう!』
『あ、明日!?』
溜雨『……無理……ですか?』
無理じゃない
ただ、嬉しくて……
『全然、大丈夫!!』
溜雨『……本当に?』
『……うん!』
溜雨『……じゃあ、明日迎えに行きますね?』
『うん!…楽しみに待ってる!』
溜雨『……本当、年上なのに、子供みたいで可愛いなぁ( *´꒳`*)』
『それ、褒めてんの?』
溜雨『どうでしょう〜?』
『も、もう……』
意地悪され、むくれている僕
そんな僕を元気づけるかのように、
耳元でささやいた
溜雨『……大好き……』
『…………ぼ、僕も……』
『大好き』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。