第55話

42話
4,316
2020/01/21 10:17
七瀬side






バスが目的地まで着き、俺たちは降りる


結局、着くまでずっと

しえるくんの隣は、山崎さんだった。



男『こっちが、男子部屋で、あっちが女子だからぁー』

家に入った俺たちは、部屋まで来た


『結構広いんだね…』

男『まぁ、別荘だしな』


そう言うと、一人一人の布団を敷き始めた


男『いちよう、全員分あるから』

『凄い……』


しえる『なーくん、俺の隣なっ!』


なんで、そんなに元気なの……?

俺は、悲しいのに……


『い、いいよ…』


男『じゃあ、俺ここー』

男『俺はここにしよー』


ある程度荷物を片付け、お昼のBBQの準備をしに

皆は外に行く



すると、しえるくんは、立ち止まって考え事をしていた


『しえるくん、行かないの……?』

しえる『なぁ、なーくん……』


『……ん?』


しえる『肝試し……俺と……行かない……かな?』

緊張したように話す



嬉しいけど


俺は、もう……



『ごめん、他の子と行くから……』

しえる『……えっ』

てっきり、OKと言われると思っていたような顔をするしえるくん


少し、悲しそうに顔をした

その顔を見ると、俺まで悲しくなるから


『じゃあ、俺、先行くから…』

と言って俺は外に向かった




山崎『あ、七瀬くん……!』


外に出ると、山崎が立っていて、

俺に近寄ってきた


山崎『……しえるくんって……どこにいるか…分かる?』

『なんで……?』


山崎『肝試しに誘いたいなって……』



ズキ



少し赤い顔をして言う山崎さん


『……部屋にいるよ……』

山崎『そっか、ありがとう、七瀬くん……!』


笑顔で僕の横を通り中に入っていた



『……俺の、バカ』


俺だって、一緒に行きたかった


きっと、しえるくんは、山崎さんに取られてしまう

分かっているけど……


俺には、それを止める勇気はない




『……俺は………』



俺は、どうすれば良かったのだろうか……


それだけが、頭の中を繰り返し出てくる











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リクエストについてなんですが、


『リクエスト箱……ナド』が分からないという方や、

コメントしずらいな……という方などが、


いると思うので、


この小説のコメントに、3ペア小説のリクエストをコメント

をください……


『リクエスト箱……ナド』でもいいですが、


この小説の方が気軽にコメントしやすい方は、この小説にリクエストを


ください……!



どちらでもいいので、ご協力お願いします!!┏○┓!!


mano
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