第43話

35話 微R18注意かも、しれません
6,339
2020/01/08 08:53
誅side




店に入った僕達

シンプルな内装の店は

とても静かで、二人で落ち着ける空間


窓側の光が窓から差し込み明るい席に僕達は座る



僕は、おなかが空いていたので、直ぐにメニューをとり

まるで、子供のようにキラキラさせた目でメニューを一通り見る


『僕、このパーケーキ食べたい!!』

食べたいものを指さし、溜雨くんの方にキラキラさせた目を向ける

すると、


溜雨『いいですよ(あぁ……可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い)』

と、優しい顔で言う

『溜雨くんは、どうするの?』


溜雨くんは、少し考えこみ、僕の顔を見て言う

溜雨『ころちゃんと、一緒にしますよ』

『でもなぁ……僕ね、こっちも食べたいんだよねぇ……』


溜雨『じゃあ、僕がこっち頼むので、半分にして食べましょう?』

『いいの!?』

溜雨『はい!』


優しいな……

腹黒い君だけど、僕のことを大事にしてくれる。

そんな君に惚れたのかもしれない




店の人『……どうぞ』


店の人が、パンケーキを机に持ってきた

『……美味しそう(*ˊᗜˋ)!』

溜雨『そうですね!(パンケーキも美味しそうだけど、ころちゃんも、美味しそう……)』

『いただきます……!』

そう言って、フォークとナイフを取り出す僕


『はい、溜雨くんも!』

溜雨『ありがとうございます』


『じゃあ……はい、あーん!』

溜雨『………あ、あーん?』

『へっ………………あっ…/////』

気づいた時にはもう遅かった

完全に無意識だった僕

顔が赤くなってのが分かる


『これは……違くてっ…あの……/////』

溜雨『ふふっ……嬉しいです!』

『本当に……/////?』

溜雨『ほら、あーん……』


口を開けて僕の方に向ける

『……恥ずかしいよぉ…/////』

溜雨『早くしないと、落ちちゃいますよ……?(何この可愛い子……)』

『……あ、あーん……/////』

溜雨『あーん♪』


満足そうな顔をして、口を動かす溜雨くん

『じ、じゃあ僕にも、あーんして/////?』


僕が恥ずかしいんだから、溜雨くんも恥ずかしいに決まってる……(仕返し)

出来るわけ……


溜雨『はい、あーんっ♡』

ドSな顔で僕の方に差し出す溜雨くん

微笑んでいる溜雨くんは、早くと言いたげな顔

『……あーん/////』

つ、強い……


溜雨『美味しいですか?』

『うん……/////』

溜雨『じゃあ、これは……?』

『ん?』


溜雨くんは、口にパンケーキを含み

『んぅ……!?』

強引にキスをした

そうして、僕の口にパンケーキを移動させ

口の中をかきまわす


『んぅ……////』

口から漏れる声

幸い、周りに人はいなく、見られなかった


『ゴクリ…』

飲み込んだ僕

それを確認した溜雨くんは、


溜雨『ふぅ……』

唇を離した


『な、にゃにしてんの……/////!?』

滑舌が悪くなった僕

頬も赤く、唾液が少し垂れた僕


溜雨『こっちは……美味しかったですか?』


微笑みながら聞く溜雨くん


僕は、袖で口を拭き










『甘すぎんだよ……バーカっ/////』


と、言った






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