第3話

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2021/01/22 16:34
中島side


なんで。かな。
分からない。

菊池はいつも通り帰る準備をしている。

でも俺は

『 話がある』


俺はわざと。

暗く真剣に

『これからのことも含めて 』

という。こいつは優しい。優しすぎるから

来てくれる。

いらっしゃい。俺の…。




菊池「中島。話って」


菊池の声…落ち着くな。

俺は黙って菊池の前に立った。

菊池「え?なに、」

ちょっと焦ってる?珍しい、

『 黙って。』

菊池「なんなの?」

あーあ。もう無理


『黙れって言ったじゃん。 』

菊池「なんなの?は?」

あ、怒った。



でも


ありがとう。

俺はその顔がたまらなくすきだ。




チュ




ドンッ

菊池「…は?おい。」

ふふ。困ってる?というか
めっちゃ怒ってんな。















嬉しいな。






『 怒った?』

菊池「キモ。意味わかんねぇし」

ご機嫌斜めだな(笑)

俺のせいだけど

なんだよ。予想どうり


『俺とのキスは好みじゃなかった? 』

菊池「は?」

まぁそうなるよね(笑)

だって。菊池。でもそれでも




俺はお前の









心を壊したい。










あ、もちろん物理的じゃないよ✧︎




















めちゃくちゃなお前を見たい。



菊池「帰るわ。」

ドンッ

菊池「は?」

ドア?

『あ、出られない?そっかふふ。 』


菊池「おい。」

『あーごめんね。鍵かけちゃってる♡ 』

ボニータは寝室で寝たし

俺は。

菊池「朝。明日早いんだけど」

『知ってるよ 』

菊池「帰してくんない?」

『なんで?(笑) 』

菊池「いや。話通じてる??」

『 うん!何言ってるの?』

菊池「意味わかんないし。なんなの?
さっきから」

『 うーん。わかんない』

菊池「なんで。お前笑いながら泣いてんの」

ふふ。

『あははははは 』

菊池「怖いんですけど。」

『 ねぇ風磨!』

菊池「はい?」(なんで名前…)

『俺ね!もうすぐ!消えるんだ!! 』

菊池「は?」

『菊池にだけ言っとくね。そんだけ 』




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