第4話

孤月氷輪さん2
202
2018/03/01 11:20
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
え、えっと…話って…?
朔(さく)
朔(さく)
あ、あぁ
予鈴が鳴ったから放課後でいいかしら?
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
い、いいです…よ
月華(げっか)
月華(げっか)
さーく!ダーシュ!いっそげ~
朔(さく)
朔(さく)
月華!廊下は走らない!
孤月さんも行きましょう
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
は…はい…!
放課後
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
は、話…って…?
月華(げっか)
月華(げっか)
えっほね~ほれは…
朔(さく)
朔(さく)
月華、口の中のおやつを飲み込みなさい
師匠に言うわよ
月華(げっか)
月華(げっか)
ムグッ…ゴホッゴホッ…
師匠にだけは言わないで…
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
ふ、ふふっ
馬鹿(?)な私達を見て、氷輪さんが笑う
その声は鈴の音のように綺麗だった
朔(さく)
朔(さく)
あ…笑った…!ねぇ孤月さん、あなた笑うとすっごく可愛いわね
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
そ…そんな事…ない…////
月華(げっか)
月華(げっか)
照れてる~!かわい~!
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
や、やめてください///
それより話って?
月華(げっか)
月華(げっか)
あ、忘れてた
朔(さく)
朔(さく)
月華(げっか)
月華(げっか)
え…何その目…やめて…
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
あの…その前に…名前…教えてもらっても…いいですか?
朔(さく)
朔(さく)
あ、自己紹介してなかったわね
月華(げっか)
月華(げっか)
じゃ、私から!
私は宵闇月華!
よろしく!
朔(さく)
朔(さく)
私は新月朔よ
よろしくね
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
新月さんって…学級委員の?
朔(さく)
朔(さく)
えぇ、そうよ
あなたも自己紹介してもらってもいいかしら?
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
わ、私は…孤月氷輪…です
よろしく…お願い…します
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
あ、あの…どうして…私と話すんですか?いじめ…られるかも…
月華(げっか)
月華(げっか)
あぁ私達ならだいじょーぶ!
強いし
朔(さく)
朔(さく)
…月華、理由になってないわよ
月華(げっか)
月華(げっか)
むー!ま、とりあえず私達の家に来てよ!
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
えっ?は、はい…分かりました
朔(さく)
朔(さく)
…説明がめんどくさかったの?
月華(げっか)
月華(げっか)
そう!新聞は一見にしかず…だっけ?
朔(さく)
朔(さく)
百聞は一見にしかずよ
月華(げっか)
月華(げっか)
え?そうなの?
佳宵(かしょう)
佳宵(かしょう)
あれ?月華、朔!中に入らないの?
後からこれがして、振り返る
そこには佳宵がいた
朔(さく)
朔(さく)
入るわ
後…孤月さん連れてきたわよ
佳宵(かしょう)
佳宵(かしょう)
ありがとう!えっと…話はしたの?
月華(げっか)
月華(げっか)
あぁ!見てもらった方が早いかなぁって!
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
何を…見るんです…か?
月華(げっか)
月華(げっか)
まぁとにかく中に入って!
私はドアを開けた

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