第3話

孤月氷輪さん
207
2018/02/23 09:49
月華(げっか)
月華(げっか)
学校着いた~!
朔(さく)
朔(さく)
はいはい、騒がしいわよ
月華(げっか)
月華(げっか)
ごめんごめん!
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
や、やめてください…!
いじめっ子1
あははっ!やばっ!
いじめっ子2
くっさ~!近寄らないでw
月華(げっか)
月華(げっか)
あの子だよね?
朔(さく)
朔(さく)
えぇ、そうよ
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
ぐすっ…やめて…ください…
いじめっ子1
うわ、マジで?こいつ泣いてんじゃんw
いじめっ子1
ワロタ~
いじめっ子2
それな~!あんたがキモいのが悪いってのw
そしていじめっ子が氷輪さんのお腹を蹴った
それを見た瞬間、私と朔のイライラが爆発的してしまった
月華(げっか)
月華(げっか)
ねぇ、あんた?何してんの?
いじめっ子2
あんた誰?
いじめっ子1
あたし達はこいつと遊んでるだけです~
朔(さく)
朔(さく)
そうなのかしら?この子、嫌がってるみたいよ?
いじめっ子2
なっ!あんた達もいじめられたいわけ?
月華(げっか)
月華(げっか)
いや~、私はさぁ…この子が嫌がって泣いてるの、見てらんないだけ
いじめっ子1
言わせておけばベラベラ適当な事喋りやがって…
朔(さく)
朔(さく)
私達は事実を述べたまでよ
いじめっ子は私達の言葉にイラついたらしく、殴りかかってきた
だが私達にはそんなの効かない
朔(さく)
朔(さく)
何でも暴力で解決するんですか?
朔がいじめっ子のパンチを受け止めながら聞く
いじめっ子2
あんたも殴ってやる!
もう1人のいじめっ子が私に殴りかかってきた
月華(げっか)
月華(げっか)
そんなのは当たると思ったの?
私はパンチを避け、相手を投げ飛ばす
もちろん、手加減はしたが
いじめっ子2
…くそっ…
いじめっ子1
行こ…
いじめっ子達はよほど堪えたのか、去っていった
朔(さく)
朔(さく)
月華っ!投げるなんてダメよ!相手を怪我させたらどうするの!?
月華(げっか)
月華(げっか)
ごめんごめん!ま、とりあえず…
チラッと氷輪さんを見る
朔(さく)
朔(さく)
そうね…
大丈夫?
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
だ、大丈夫…です
ありがとうございます…
月華(げっか)
月華(げっか)
あんたもいじめられてて嫌なら嫌って言いなよ?
氷輪(ひょうりん)
氷輪(ひょうりん)
は、はい…
朔(さく)
朔(さく)
月華、怖いわよ
というか自分の言いたい事を言えない子だっているのよ?
月華(げっか)
月華(げっか)
すいません…
朔にギロっと睨まれる
一瞬寒気がした
朔(さく)
朔(さく)
それであなたに話が…
殺し屋の事を言おうと思ったが、その瞬間チャイムが鳴った

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