開いている部屋のドアの前で、大統領が倒れていた。
発見したのは、ロシアの大統領。
床に溜まった血は乾いて付着しており、
偶然客人として来ていた刑事達が、周りの人を離れさせる。
大統領は既に息を絶えている。
あなたside
大統領の背中にSexy Zoneの薔薇が刺さってる。
だけど、この薔薇は紫………。
SexyRedではない。その仲間の方だ。
アメリカ大統領も、同じな事が判明。
刑事が警部に、拾ってきたもう1本の薔薇を見せる。
今度は青の薔薇だ。
上をよく見てみると、ほんの僅かに換気口のフタが開いているのが分かり、人が出入りした痕跡が残っていた。
あなたside
大統領達を殺したのは、2人ともSexyRedの仲間だ。
でも、どうして、、、
肝心のそのSexyRedは、なぜ来ないんだろう、、?
Sexy Zone一最強である彼なんて、特に今回のような状況には、うってつけのメンバーなはずだろうに。
………………待って、、、
そういえば、オーナーも行方不明になってるって言ってたっけ、、、
まさかっ……!!!
嫌な予感を察知した私は猛ダッシュし、長く続く階段を必死で登って、上へ急いだ。
あいつだけは、絶対に逃がさない!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!