第10話

悩んでもしかたない
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2020/04/08 05:06
千聖
千聖
あなた~~~!!!



教室に入ると一番に視界に入ってきたのは千聖
急に飛びついてきたw




(なまえ)
あなた
わっ!おはよ、千聖。どした?w
千聖
千聖
おは!で、どうだったのよ?
(なまえ)
あなた
へ?どうって、、なにが?
千聖
千聖
ほら、例の王子様!あなたを助けた
勇敢な "イケメン王子"!!
(なまえ)
あなた
イケメン王子..ってw
顔を知らないのに...w



千聖の中では
なんか そういうことになってるみたいw




千聖
千聖
裕翔くんと普通車両できたんでしょ?
見つかったの?!
(なまえ)
あなた
ううん、、電車も混んでたし..
同じ制服の人も居なかった..
同じ制服の人がいたとしても
その人かどうか、わからないし..。
もう、いいの!
探すのやめようと思ってるから
千聖
千聖
えぇ~、せっかくイケメン王子に
会えると思ったんだけどなぁ


あたしより 千聖の方が会いたかったみたいw






(なまえ)
あなた
あ、侑李!おはよっ。
あれ?ネクタイほどけてるよ?
知念侑李
知念侑李
おはよ、あなた。
あ~ 暑かったから
結んでよ~千聖!
千聖
千聖
え、?私、ネクタイなんか
結んだことないし..
知念侑李
知念侑李
そーなの?ネクタイぐらい
結べるようになれよっ
千聖
千聖
もう、自分で結べるでしょ?
(なまえ)
あなた
あ、あたし結べるよ?やろうか?
知念侑李
知念侑李
いや、大丈夫だよ!ありがとあなた!


千聖は鈍感だなぁ..
侑李は千聖にやってもらいたかったのに..








千聖
千聖
それよりあなた、本当に
もう、いいの?
(なまえ)
あなた
うん。同じ学校ってだけじゃ
探すの無理があるし、それに
これ以上裕翔に迷惑かけたくないから
中島裕翔
中島裕翔
や、だから 俺は迷惑だなんて
思ってないし


いつの間にか 裕翔がいた



千聖
千聖
ほらぁ、裕翔くんも
こう言ってるんだしさ~
(なまえ)
あなた
ありがとう、裕翔。
でも、本当にもういいの。
知念侑李
知念侑李
千聖なら、学校中走り回って
探すんだろうな?w
"私の王子様どこですかー?"ってw
千聖
千聖
うん!絶対見つける!だって、
運命の出逢いかもしれないじゃない?
知念侑李
知念侑李
そんな風に見つけられたら
自分だ!ってわかってても恥ずかしくて
名乗り出ないよっ。僕ならw
千聖
千聖
なによぉ~っ、
そんなのわかんないでしょ?
それに、侑李が"王子様"なんて、
有り得ないし~
知念侑李
知念侑李
なんだよそれぇ~
千聖ってわかったら
皆逃げてくだろうなぁ
千聖
千聖
どういうことよっ、それ?
ちょっと待ちなさいよ、侑李!!
(なまえ)
あなた
あははw もう、仲が良いんだか
悪いんだか..w





"運命の出逢い"...かぁ




もういい。なんて、言ったけど
どうしても お礼が言えなかったこと
気になってる...


だけど、どうすることもできない..


これが現実なんだよ...






中島裕翔
中島裕翔
あなた?どうかした?
(なまえ)
あなた
え?ううん。

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