翔北の先生へ
今、この手紙が読まれているってことは死んじゃうかもしれないんだね。
ここでは私の最後の願いを聞いてもらいたいです。
ごめんね?私欲張りだから最後お願い3つもあるんだ。
許してくれるって願って書くね。
一つ目は、延命を望みません。
これが読まれてるときには叶ってるって信じてるよ。
2つ目のお願いは、そんなことないと思うけど泣かないで?
絶対に。白石先生とか自分を責めたりしないでよ?
最後は、どうしてものお願いです。。
私が息を引き取った後
先生一人づつ
抱きしめてください…
ごめんね。今まで本当にご迷惑おかけしました。
最後をここで迎えれて幸せです。
先生
今までありがとう
大好きです。
あなた
そんな時一番聞きたくない音が部屋に響きわたった…………………
ピピピピンッピピピピンッピピピピンッ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。