私は話しかけられるより先に走って屋上をでた。
暁「まじ…かよ…」
次の日_。
暁「じゃあこれでホームルーム終わるぞ〜あと、南條はあとで俺のとこ来い…」
遥香「はい…」
紗奈「なに!?何があったの遥香なんかやらかしちゃった?」
遥香「な、なんだろうね〜やらかしてはないと思うけどな…」
いやだいぶやらかしたよ…
というかあれが先生の本性なの!?
先生に呼び出されるより嬉しいことはないけど
内容がなぁ…
紗奈「なんかいい事あったら教えてね!(ニヤッ」
遥香「いい事ねぇ…」
その後_。
私は先生に連れられ理科準備室に行った。
暁「おい」
遥香「は、はい…」
暁「どこまで聞いた…?」
遥香「えっと…まじふざけんなよっ!からです…」
暁「おぉ、見事に全部聞いてんのな」
先生は全く目が笑ってない笑顔でそう言った。
すると先生は突然私に詰め寄り
ダンッ_。
暁「バラしたらぶっ殺すからな…」
遥香「は…い…」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!