無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

236
2021/03/15

第14話

やから、~中間~




あなたside





「行こか」



そう言った彼は沢山の荷物を抱えていて、



『なんかいっぱい貰っちゃったね、』


「まぁ、大半は照史らやけどな」



と、少し疲れたように言うけど


それは彼が照史さん達に愛されている証拠で



『愛されてるよね』



そう言ってみるけど



「しげから何が来とるか恐ろしいけどなぁ、」



って、いつもはよくイタズラをされるらしい


重岡さんのことを気にする




『なんか、...あっという間だったね、』


「でも、一生忘れへんな」


『..そうだね、』


「綺麗、やったな」


『..うん、すごい可愛かった、

淳太くんが一緒に選んでくれたから』



「いや、ちゃうで、

ドレスもやけど、

○○がさ、綺麗やったな、って」


『..淳太くんも、カッコよかったよ、

......すごい、似合ってた』





ピコン、



静かに、ゆっくりと流れる時間の中、


彼の携帯が鳴った



「あ、照史からや」



そう呟いた彼が見せてくれたものは


メンバーの皆さんが肩を組んでいる写真だった



「全員、目も顔も真っ赤やん」



あなたはそう言って笑うけど、


私はすごく温かく感じて



「照史はあれからずっと泣いとったんやろな、」


『皆さん泣いてくれてたからね、』


「俺ので泣いとったら、

自分の時どーなんねやろな」


『そん時は淳太くんも泣くでしょ?』


「どーやろなぁ、わからんけど

まぁ少しは、景色が滲むんやろなぁ、」



と空を見上げた





『これから、どうなるかな』



ずっと一緒に居たはずなのに、


形として現れると不安で、少し手に力が入る



「ん〜、どうなるやろな、」



俺にも分からんけど、


そう続けた彼の手には力が込められた




「多分、喧嘩することも、

すれ違いになることもあるやろし、

お互い、色々思うこともあるやろうけど」



私の不安を取り除くように、


ゆっくりと、穏やかな声で、



「絶対離さへんし、そうならんようにするからさ、」











「やから、俺から離れやんといて欲しい」




そう言って、全てを包み込んだ