第33話

花束を君に
536
2019/04/10 13:58
花side
白鳥 花
山田さん
紫耀!!
平野紫耀
平野紫耀
あれ
廉がいないの珍しいじゃん
白鳥 花
なんか取ってくるって
昨日から
どっかいっちゃったみたい
山田涼介
山田涼介
そうか
白鳥 花
来てもらって悪いんだけど
ちょっと寝ていいかな
平野紫耀
平野紫耀
いいよ
またちょっとしたら来るよ
白鳥 花
じゃあ寝るね





春の日差しが暖かくて
すぐに寝てしまった







少し寝て目が覚めた
白鳥 花
なんか夢みたな
廉くんが
桜をとってくれた夢
白鳥 花
なんかすごい綺麗なさくらだった
白鳥 花
んっ?
なんか桜の匂いする
少し横を向くと
花束が入ってる
花瓶の横に
桜の花があった
ティッシュペーパーの上に
置いてあった
白鳥 花
廉くん...
廉くん...
だんだんとパズルのピースが
埋まっていくように
私の記憶に廉くんが追加されてく
白鳥 花
廉...
私は
ベットから飛び出して
しっかり靴を履いた
この前は
裸足のまま家出ちゃったもんね
山田涼介
山田涼介
花っ?
白鳥 花
涼介っ
廉に会いに行ってくる
平野紫耀
平野紫耀
思い出したのか
思い出の場所
約束の場所
白鳥 花
はぁはぁ...
永瀬廉
永瀬廉
花っ?
なんで
白鳥 花
だって約束でしょ
永瀬廉
永瀬廉
思い出したのか
白鳥 花
なんで泣くの
白鳥 花
約束
毎年廉が桜とってくれるのと
私の誕生日は
ここに集まるんでしょ
白鳥 花
今日誕生日
永瀬廉
永瀬廉
俺やっぱり
花が好きだよ
私は廉を抱きしめた
白鳥 花
私ね思い出そうとするの難しかった
でもね
廉がいたから
思い出せたの
永瀬廉
永瀬廉
結婚しようか
白鳥 花
うん
あとね
私記憶戻ってなくても
廉のこと好きになってたよ
白鳥 花
もう1度
廉に恋をしました
白鳥 花
どんな花束よりも
私は桜が嬉しいな
永瀬廉
永瀬廉
花...
愛してるよ
白鳥 花
うん
廉side
告白やプロポーズには
花束を君にって
花side
そんなの関係ない

大きさや見た目じゃない
廉side
どれだけ
思いやりがあるか
白鳥 花
それが大事
永瀬廉
永瀬廉
それが大事
白鳥 花
ハモったね笑
永瀬廉
永瀬廉
そうだな











END

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