第23話

22話
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2019/12/06 15:30
トントン


「はーい!」
海人「あなた〜!!頑張ったねお疲れ!もう大好き」
「ただいまうみくんごめんね待たせて」
海人「大好きは?」
「大好きだよ笑」
海人「いい子」
そんなこと言って本当はもっと甘えたいくせに強がって私にはバレバレだよ?笑

「うみくんお家帰ろ?」
そう言って手を差し出すと暖かい手で握ってくれる。
海人「今日は俺がご飯作る!」
「ほんと?楽しみにしとく!」





「ただいまーー!」
海人「ただいまー!」
「やっと帰ってこれたーー!」
海人「元気すぎ笑笑」
「うみくんお腹空いた〜早く〜」
海人「はいはい」
あ、もうすぐうみくんのお誕生日だ!ということでなんかプレゼント買ってあーげよ。

うみくんアクセサリーとかあんま付けないから
リングにしよーお揃いにしちゃおっかな笑
あーでもファンの人に真似されるのもやだなー
まぁまだまだ時間あるしゆっくり考えよー

海人「あなた~?あなた?おーい」
「ん!?」
海人「ご飯!できたよ」
「ごめんごめん」
海人「何見てたの?」
「あーなんでもないよ」
海人「えー教えて?お願い~」
「ちゃかちゃんがね?うみくんの写真おくってくれたの!」
海人「え!恥ずいじゃん」
「可愛いから大丈夫!」
海人「あ、明日みんなのとこ挨拶いこーね」
「みんなって?」
海人「先輩とかトラとか那須くんとかさ」
「え??先輩も知ってんの!?」
海人「俺がもうこの1週間心配で心配であたふたしてて、勝利とか目黒とかに話したらなんか事務所全体的に広まっちゃって、滝沢くんとかも大事にしろよって声掛けてくれて」
「まじ!え?私有名人じゃん!笑笑」
海人「そうだね笑」

「明日挨拶って明日なんのお仕事?」
海人「とりあえず朝MYOJOで夕方少クラでその後事務所言って夜Travisでご飯行こーってなってる」
「じゃあ撮影も言っていいの?」
海人「今回だけだけどあなたにはいろいろ我慢させすぎちゃったからね」
「ありがとう!うみくん好き!」
海人「俺も大好き」
「うみくん?」
海人「なに?」
「ほんとは甘えたいんでしょ?」
海人「は?そんなんじゃないし」
「そんなこと言っていいんだ?じゃ明日うみくんの楽屋行かないし〜 」
(きっと後ろから抱きしめてくれると信じてソファに座った)
海人「そんなこというなら連れてかない」
「いいもん!」
(ほんとはそんなこと思ってないんだよー!うみくん…)

海人side
あいつの事は全部お見通しですよ、。
あーやってソファに座れば俺が行くと思ってるんだ。
ほんとはほんとはくっそ甘えたいのになんで?いつもなら素直に行くのに今日はツンデレしたいのかもしれない。

海人「あなた早くご飯食べちゃって」
「嫌」
海人「俺がせっかく作ったのに?」
「嫌」
海人「あなたの好きなオムライスなのに?」
「嫌」
海人「はぁー」


あなたside
よし!粘ったかいがあった!うみくんさぁおいで(きも
「え?うみくん?」
海人「悪い子にはお仕置きが必要だよ?」
そんなこと言って私の上に乗ってくる
「う、うみくん?ごめんね?ご飯食べたいお腹空いた」
海人「だめ、まずは俺がお前を食べる」
「いや、うみくん待ってお願い?ね?」
海人「なに?」

ドンッ
海人「えっなんでそうなるの笑」
「甘え方が違うのでお仕置きです!」
今度はあなたが俺の上に乗ってきた
海人「ねぇー重い」
「ねぇ目見てうみくん」
海人「なーに」
「甘えたいって言って」
海人「いやだ」
「甘えたいって言ってください」
海人「いやーだ」
「強がんないでください!」
海人「強がってない」

海人side
こいつ怒ってるの?ってぐらい優しい声でしかも敬語で怒るんだよなー
それが可愛いくて仕方ない
海人「ん!?」
「ふふー甘えてくれないならこっちが甘えちゃうし」
今何が起こったかと言いますとあなたにキスされちゃいました。そろそろ俺も我慢の限界。
「うみくんすきー」
海人「俺の方が好きだから」
「へ?」
海人「お前の事1番に考えて誰よりも愛してるの俺だからあなたが考えてる以上に愛してるから」
「私だってうみくんの愛なら誰にも負けないもん!」
海人「可愛いねーあなたは」(よしよし)
海人「あなた?ぎゅーして?」
「んっ」
俺こいつのことどんどんどんどん好きになってるわ。
そんな自分が恥ずかしいよ笑

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