楽屋
いつも通りうみくんの膝の間に座る。うみくんは私の肩に顔を埋めて、私にしか聞こえない声で話しかける。
海人「さっきはごめんね?」
「ううん、私が死ぬとか簡単に言わなきゃ良かっただけだから。うみくんは謝らないで」
海人「でももう言わないでよ?」
「うん!」
宮近「今日はいつもに増して海人がデレデレだなー」
松倉「ねっ!それ思った。」
「うみくん、私が他の人と話すから嫉妬してんの!」
のえる「そういうことね笑」
「うみくんいじめるの楽しい☺︎可愛いから笑」
収録も終わり、楽屋に向かおうと歩いていると
??「あなたちゃんーー!!!」
聞き覚えのある声に後ろを振り向く
「え!?ふっかさん?」
深澤「ごめんごめん。急に呼び止めちゃって笑」
「もうー化け物が来たかと思いましたよー笑」
深澤「化け物言うな!笑笑」
「で、どうしたんですか?」
深澤「あなたちゃんてTravisのファンなんだよね?」
「はい?」
深澤「この間のLIVEの時きっと辛かったのにおめでとうって言ってくれてありがとう。嬉しかったよ!」
「そんなの当たり前のことですよ!おめでたいんですから!」
深澤「そうだね!ありがと!じゃあ!」
「ばいばーい!」
ふっかさん可愛いすぎるぞ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。