私は元太と同い年でなんでも話す仲だった。
「元太?」
元太「ん?あなたじゃん、なんで?」
「なんでって居ないから心配して」
元太「俺が入って来たから夢が叶わないのかな?」
「何言ってんの!」
元太「あなたが泣いてるの俺みてた」
「え?」
元太「のえるくんの泣いてる顔とかあなたの泣いてる顔みたらなんか俺も悲しくなって」
「頑張ったね」(元太の頭をなでる)
元太「ねぇあなたデビューって聞いてどうだった?」
「私はスノストも好きだけど大好きなのはTravisで悔しいって気持ちの方が強いよ今までJrを支えて来て、黄金期とも呼ばれた3組の2組だけデビューって辛すぎるし、立ち合った他のグルのファンの人達の思いが分かってないって正直おもったかな。」
「でもうみくんが絶対夢を叶えるって言ってくれたからこれから先も応援しようって思ったよ。」
元太「そっか。おれもまけてらんねぇなー!」
元太「ありがと、話聞いたらなんか楽になった!」
「普通話すと楽になるんだけどなぁー」(小声)
その後2人で楽屋に戻ろうとした
「元太。先言ってて」
元太「わ、分かった」
「あの!デビューおめでとうございます」
翔太「え?あっありがとう」
深澤「あ、君中村の?」
「はい。あなたっていいます!」
向井「へーこんな可愛い彼女ほしーわー」
樹「おーかのん久しぶり」
「あ、樹デビューおめでとう」
樹「ありがとう☺︎」
照「かのんちゃんだっけ?俺達そろそろ行くね?」
全「バイバーイ!!!!」
こんなの言うつもりじゃなかった。言ったらそれが現実になりそうでいいたくなかったでも嬉しいことだし前向きにかんがえないとな。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!