第4話

怪我
1,836
2023/11/28 14:19









春から冬に季節は変わった



もうじき丁が村にきて一年が経とうとしていた





僕は今日は一人




久しぶりに





閻魔と出会った






前に出会ったとき名前を教えてくれより一層仲良くなった





閻魔大王
閻魔大王
今日は一人なの?
あなたちゃん
(なまえ)
あなた
本当は丁と一緒に来ようと
思ったんだけどいなくって...
閻魔大王
閻魔大王
心配だね
(なまえ)
あなた
うん...
酷い目にあってないといいんだけど...
閻魔大王
閻魔大王
でも君の話を聞いてるとやられてもやり返しそうだけど(苦笑
(なまえ)
あなた
絶対にやり返すね(ニコ
でも怪我はしてほしくはないんだよ(ムー
閻魔大王
閻魔大王
その子のことが本当に好きなんだね
(なまえ)
あなた
好きだよ!
もちろん閻魔もね(ニコ
閻魔大王
閻魔大王
嬉しいな(ニコ










閻魔と話していてあっという間に日が落ち始めていた






(なまえ)
あなた
そろそろ帰らなきゃ
閻魔大王
閻魔大王
またねあなたちゃん
(なまえ)
あなた
またね閻魔(ブンブン



閻魔と別れ村に着く


村の中を歩いていると丁を見つけた



その側に丁をいじめ怪我をよく負わせる子もいた




話声はよくは聞こえない


ただ男の子が激怒し刃物を丁に向け振り下ろした













気が付いたら僕は丁を庇い自分の右目に男の子が持っていた刃物が刺さっていた









男の子は僕の姿を見て怖くなり逃げ出した



丁は驚いた顔をしていた




丁
何故私を庇ったのですか!!!!!
あなたさん!!!!
しっかりしてください!!!





悲しそうな顔をした丁が見えた





そして僕は気を失った
 



















目が覚めたのはそれから3日経った後だった






親は僕が目を覚めたことに喜び抱きしめていた




僕は丁のことが気になった




親に聞いたら

物置部屋でお仕置きをしているといった


何故そんなことをしたのか怒鳴り聞いた





親の返答は



丁のせいで僕の右目が傷ついた為だといった






そのことを聞き親に怒鳴りつけた







僕の右目が傷ついたのは僕が丁を守りたいと思ったからであって丁のせいじゃない





誰かのせいにいしたいなら刃物を持った男の子が悪い


そういい丁のいる物置部屋に入る







(なまえ)
あなた
丁?
いるの?
丁
あなたさん?
大丈夫なのですか!?





暗闇の中から丁の声が聞こえる

物置部屋に明かりをつける






そこにはたくさんの傷を負った丁がいた





(なまえ)
あなた
丁!!!
僕は大丈夫だよ
でも丁の方が酷い怪我!!
丁
これは私がいけないのです
私のせいであなたさんの目が...
(なまえ)
あなた
これは丁のせいじゃないよ
だから自分を責めないで?
丁
ですが!!!
(なまえ)
あなた
それよりもここから出よ?
僕の部屋で手当てしよう...
ね?
丁
はい...












丁は納得はしてはいないものの僕と一緒に僕の部屋に行く













そして僕の部屋で丁の手当てをする









 

丁はその間心配そうな顔で僕を見ていた

















僕の右目はぼんやりとしか見えなくなってしまった

ミントのような色をしていたが今は灰色をしている










親は僕の目を見て悲しい顔をし丁を以前よりも憎く見えているらしい







僕はできるだけ丁を一人にしないようにしていた






一人にするときは花畑で丁が眠ってしまっている時だけにした












閻魔大王
閻魔大王
右目は本当に見えなくなってしまったのかい?







とても悲しい顔をし僕に聞いてくる閻魔








(なまえ)
あなた
うん...
ぼんやりとしか見えないよ...
(なまえ)
あなた
でも僕は後悔なんかしてはいないよ
丁を守れたんだから(ニコ







そういい閻魔は悲しそうに微笑んでいる









(なまえ)
あなた
そろそろ丁が起きるかもしれないから僕は行くね
またね閻魔
閻魔大王
閻魔大王
またねあなたちゃん








閻魔と別れ丁がいる場所に行く





まだ眠っていた








眠っている丁を見て僕も眠りにつく













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魅薇
魅薇
ここまで見てくださりありがとうございます(◍´͈ꈊ`͈◍)








あなたちゃんの右目事件書きました!!!




なんだか私が書いてるキャラ庇う系多い気がする……………………





そういう人が好きなのかしら•́ω•̀)?








ではこの辺で









次回





第4話




生贄









お楽しみに!

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