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第6話

憂うつ
 リヴァイがこちらに向かってきて、右肩を軽くたたく。


 どうやら相談が終わったようだ。


 案外早く終わったので、少しだけ緊張が高まってくる。


 顔を真っ赤にして手を合わせながら祈り続けると、リヴァイはエレンの耳元でこう呟く。
リヴァイ
エレン、お前は我々調査兵団の一員として認めてやる。ただし……
エレン
ただし……?
リヴァイ
掃除がしっかりできないと即クビにする
 それを聞いた途端、頭の中が真っ白になっていた。


 掃除をしなければならないという意味が理解できず、エレンはむしゃくしゃした心で頭をかきむしる。
エレン
(掃除なんて適当にやればいいや……
なんてな)
アズマ
あー、言うのすっかり忘れてたよ。
リヴァイ君は潔癖症だから、掃除をしないと気が済まないんだよ
エレン
(なるほど、そういうことだったのか。
だから掃除をしないといけないのか……)
 顔は怖いというのに、意外な特徴を持っているので少し興味が湧いてきた。
 





 エレンはもう少しこの人と話してみたいなと思い始めたきっかけの1つが「リヴァイさんが潔癖症である」ということ。







 このやり取りを見ていたアニの方を見てみると、顔がさっきより色白になっている。
エレン
(気持ち悪いのかな? それとも憂うつなのかな? それとも……)
 考えてもよく分からなかった。
 




 彼女は表情をあまり外に出さないタイプのようなので、今何を考えているのかエレンは知らない。


 けれど、彼女には何か秘密が隠されているというのは当たっていそうだ。




 ではアニは何を隠しているのだろうか?







 それは彼女自身にしか理解できない事実である。

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プッチンプリン
プッチンプリン
シリアスな話と奥の深い話が好きな人です。 主にBLとホラーとダークファンタジーを書いてます。 よろしくお願いします👍👍 フォローされてもフォローを返さないこともよくあるんで、ご注意ください。 また満足できなかった作品は消す主義なので、よろしくお願いします。
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