ジ『遅くない?こんな時間までどこ行ってたの?』
少し怒った声のトーンにこわくなる
久々に会えたのに嬉しさよりも悲しさが上回って。
「ごめん、同期と飲みに行ってて…」
ジ『いつもは連絡してくれるじゃん、そういうとき』
ジェシーと少し離れた位置に座るとジェシーはハーっとため息をついた
ジ『しかも男もいたんだ、香水の匂いするもん』
連絡も取れないほど忙しくて、
彼女から電話しても拒否していて、
久々に会いに来たら彼女が男と飲みに行っていた。
この状況でジェシーが家に来たのは何か話があるからだ。
ジ『話があるから来たんだよ今日』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。