第4話

倦怠期×💙
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2020/05/16 15:21


曲の切なさがより私の気持ちをかりたてる

私もあの子みたいにかわいくいられたら

もっと樹に優しくできてたら

樹の隣にずっといられたかもしれない。







どんどん涙は溢れてくる


俯いて声を上げて泣いていると


ふいに誰かに抱きしめられた









びっくりして顔を上げる


「…なんでっ」


樹『はぁ…あなたこそ何してんの』


なぜか樹が目の前にいる


走ってきたのか息も上がって汗だくだ




樹『メッセージ見てなんかおかしいと思って急いで家に帰ったら、あなたの荷物全部なくなってるし


どういうこと?』


「それは…」


樹、怒ってる


目をそらすと顎を掴まれ顔を晒せなくなる

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