第36話

倦怠期×❤️
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2020/06/14 07:44


いい話ではないんだろう


距離を置く?


いいや、彼の性格上もっとハッキリした言葉だろう








ジ『もう…俺限界なんだ』




彼が苦しそうにそう呟いた顔を見て


涙が一筋落ちてきた



ジ『忙しくて全然会えないし、連絡も取れないし、会いにきたらあなたは男と飲みに行ってるし…


あなたとの距離がどんどん離れていってる』




私だって離れたくなんかなかった



でもジェシーの邪魔になりたくなくて。



ジェシーに嫌われたくなかった



誰よりも好きだから。





「ジェシー……」


頬を伝う涙が止まらなくて。


あなたの顔も滲んで見える

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