第6話

都合がいい×❤️
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2020/05/19 06:18


深夜1時


私の携帯がなる


ジ『あなたーよかったー、起きてたか!』


酔っぱらってる彼の声。


「…起こされた、の間違いですけど」


ジ『どうしてもタクシー捕まんなくてさ〜、迎えきてくれないー?』




女の子を捕まえられなかった、の間違いだろう


完全に彼は友達の私のことを運転手扱いしている




ジ『ありがとねー、迎えきてくれて』


「シャワー浴びておいでよ」


ジェシーの部屋まで送り、水の入ったコップを用意する




ジ『あなたも一緒にシャワーあびる?』


背中から抱きついてきて離れないから動きづらい


「ジェシー、私そろそろ帰るから」


腕を振り解こうとしても力が強くてびくともしない


ジ『なんでー?明日休みでしょ?

泊まっていけばいいじゃーん』


「はいはい(笑)冗談はいいから、離して?」


私が呆れ笑いながらジェシーの方を向くと、

ジェシーは真剣な眼差しで私の顔を見ている

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