第8話

story5 ~教室 ~
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2021/02/10 03:20
北斗side

ガラガラ... シーン...

「さすがに早かったか...」

何が早かったかって?まだ誰も教室に来てなくて

俺が一番乗りだったからだ。

なんだか今日はいつもより早く目が覚めて

家にいても何もすることがないから

とりあえず登校して今に至る。

まぁ読みたい本も持ってきたし、

静かなうちに読むかな

~数十分後~

ガラガラ

髙地「ん?おっ北斗じゃん!おはよう☀

早くね?俺も結構早く来たつもりだったけど

北斗がいるとは思わなかったわww」

「あぁ髙地か。おはよう☀️

いやいつもより早く目が覚めてさ、

やることないから学校来て本読んでた。

家で読んでても良かったけど、それで遅刻とか

したら嫌だし。」

髙地「確かにw 早く起きたのに急ぐの嫌だしなぁw」

髙地とたわいもない話をしていたらどんどんクラス

のみんなが登校してきて、あっという間に教室が

騒がしくなった。

もっと騒がしくなったのは言うまでもない

樹「きょも!!!髙地!!おはよう☀️!!!」

髙地「樹朝からうるさい!!w」

樹「髙地酷くない?!朝から元気なのはいい事

だよ!?てかおはようは??」

髙地「はいはい、おはよう樹」

樹「髙地が冷たい! てかきょもは?

あっ、あと北斗!!!おはよう!!!」

北斗「‪Σ( ˙꒳​˙ ;)ビクッ お、おはよう樹」

樹「何びっくりしてんだよwww挨拶してるだけ

なのに〜w」

髙地「いやいきなりその声量で名前呼んだら

誰でもびっくりするわww」

樹「ごめんごめんwww てかきょもは!!」

髙地「確かに、大我にしては珍しく来るの遅いね」

樹「どうしたんだろ、大丈夫かな、

きょも可愛いから朝から拐われてないかな💦」

髙地「いやさすがに大丈夫でしょww 今日慎太郎と

来るって言ってたしw」

樹「そうかな、早く来ないかなぁ心配だよ😭」

髙地「とりあえず落ち着こうね?」

樹「髙地結構あっさりしてんね?」

髙地と樹が話しているのを少し聞いていたけど

確かに京本に関しては来るのが遅いと思う。

いつもならもう来てる時間だよな?

ほとんどのクラスメイトが集まっているのに

来てないあの人の事が気になってしまうし

確認をしてしまう。その人がいたら何かあるという

訳では無いが気になるんだよなぁ、、、

、、、変なことを考えるのはやめよう

とそう思った時だった

ドタドタドタッ バンッ!!!

クラス全員「∑(O_O;)ビクッ」

きょも「はぁはぁ間に合ったぁ〜」

一瞬ほんとにびっくりしてドアの方見ちゃったよ、

その瞬間、京本と目があってしまった、、、

でも直ぐに逸らして手に持っていた本に

目を落とした。正直今のタイミングで逸らして

良かったと思っている。

だって、走ったからもあるかもしれないけど

息切れしてる感じとか少し汗かいてて、

シャツの第2まで開けていて、白い肌が見えて

すごく高校生にしては色気があって

見てられなかった、、、

京本は来るなり樹達に話しかけてられており

髪の毛を結んでもらうみたいだ。

目はあったけど、髪の毛の方まで見えていなかった

からどんな髪型で来たのかは分からないけど、

髪の毛を結び終わる時にチラッと横目で見たら

京本と目が合ってしまった、、

咄嗟に逸らしてしまったから、変に思われたかも

、、、にしてもハーフアップ?というのが

京本にすごく似合ってて一瞬可愛いと

思ってしまった、、こんなに似合う男子が

いるだろうか、、、

朝から京本のことを見てしまったせいか

心臓がバクバクしてうるさい、、

なんでなんだ、、、




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