前の話
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私の大親友ゆうぽんは、きいろくんが好きだ。だから、きいろくんの大好きなアニメや曲などを好きになって頑張って話すことをさやそうといつも頑張っている。
ゆうぽんは、ハンド部の中ではムードメーカー的存在。可愛くて勉強や運動、音楽や美術など完璧にこなすので、嫌う人なんてそうそういないと思う。今まで恋愛経験ゼロ。好きな人もまともに出来たことはない。
そんな彼女に初めて好きな人ができた。
名前はきいろくん。おっとりだがバスケ部。優しくて面白い。そして、なにか不思議な雰囲気を醸し出している。誰もがそんな彼に魅了されてしまう。私もその1人だ。
だが、残念ながらきいろくんには彼女がいる。名前はプリンちゃん。ゆうぽんとは真逆な性格で、結構うるさく男子とよく遊んでいる。だが、可愛くて学力は彼女なりに頑張っているし、女子力はある。女子力だけは高い。でもそれは行動ではなく、物など持っているものだけだ。でも、彼女もムードメーカー的存在で友達は結構いる。誰にでも優しく、分け隔てなく接してくれるのが彼女の1番の長所と言えるだろう。
そんな3人は、『三角関係』である。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。