時間はあっという間に流れて放課後になっていた
寮生活で中々外食をする機会がないので仲のいい五人でご飯を食べれる事に嬉しく思う
きっと二人きりでの食事を誘えない私に気を遣ってくれてるのではないだろうか
そう思うほどあからさまにこっちをみた上鳴がニヤニヤしてる
爆豪が来てくれないと私の恋愛相談会になってしまう
せめて一緒にご飯くらい食べさせて欲しい
普段弄りまくってる分普通に話せる事だけでも嬉しいと思ってしまう
私と爆豪には二人の会話は聞こえなかった
私達五人は支度を終わらせて下駄箱へと向かって行った
どんな奇跡なのか上鳴は下駄箱で担任の相澤先生に引き止められていた
上鳴が先生に呼び出されるのはよくある事だ
にしてもタイミングってものがあるじゃん
私と爆豪は呆れて何も言えなくなっていた
いやじゃあご飯なし?
抱きついて来る上鳴を爆豪が無理やり引っ剥がしてその場は収まった
余計な事をなぜ言うんだ先生
騒ぐ爆豪と駄々をこねる上鳴をスルーして下駄箱へ向かう
爆豪に好きになってもらうのはまだ無理そうです.













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。