第9話

✿ ✧⁎
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2020/10/10 12:04







私達はそれからなにも話す事なく
そのまま集まりのある教室へと向かった












女子生徒
ねぇ!みてっ平野くんも委員なんだ!
女子生徒
ほんとだ!委員なって良かった〜!
女子生徒
キャー!カッコ良すぎる/////


教室に入った途端、他のクラスの女子から
黄色い歓声が聞こえる









あなた

さすが紫耀さん‥
モテる男は違いますね〜


席につき、少しからかうように隣の紫耀に言う
平野紫耀
んー?
好きな子に好かれなきゃ意味ないの。






ドキッとした

私自意識過剰だ。












でも、だって‥‥




私の事を‥‥何かを訴えるような目で
真っ直ぐ私を見るんだもん‥




紫耀は目を少し細めて微笑む






やめてよ‥‥



紫耀は私の事なんて
もう好きじゃないだろうし‥

それに私だって昔紫耀の事に惹かれてた‥
でもそれは勘違いで‥




なのに、なのになんで‥
心臓がこんなにもドキドキしてるの‥‥









思わず、私は顔を歪ませた。






平野紫耀
ふふっ、あなたなんて顔してるの笑
可愛い顔が台無しだよっ



そう言い紫耀は私のほっぺを
人差し指でちょんちょんと突く。
あなた

やっ、やめてよ!
それに可愛いとか簡単に言わないで!

平野紫耀
えー?、本当のこと言っただけじゃんっ
あなたはかわいいよ。
ふわりと微笑み、私を見つめる紫耀。










あなた

もー知らない。

そう言い私は紫耀を無視し委員会に集中する。








でもさっき言われた言葉が
頭から離れない。














委員会の話しも頭に入ってこない‥‥



















平野紫耀
あなたー!帰るよー!
あなた

えっ!

平野紫耀
えっ?って‥
もう委員会終わったし帰るよー!






気付けば委員会も終わっていた‥‥











平野紫耀
ほらっ早く!!
あなた

う、うん!












紫耀に急かされ一緒に学校を出る

































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