第11話

✿ ✧⁎
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2021/01/01 16:42











少し眉を下げて寂しそうに私を見つめる
紫耀に私は目を逸らしてしまった‥






正直動揺している自分がいる‥‥



やめて、やめてよ、そんなこと言わないで




それになんで私動揺してんの?






廉のそばにいるって決めたんだから













そう、私は廉が好きなの。





あなた

ごめん‥‥私は廉が好き。きっとこれからも
ずっと私は廉から離るつもりはない



私は紫耀の目をしっかり見て言う
平野紫耀
そっか‥‥
あなた

うん。

平野紫耀
でも、俺諦めるつもりないから
あなた

え?




紫耀の言葉に紫耀から視線を外しかけてた
私はもう一度、紫耀をみる




その目は真っ直ぐで吸い込まれそうだった‥
あなた

何言ってるの?だから私はっ

平野紫耀
奪う
あなた

は?

平野紫耀
廉から奪う
あなた

何言ってんの?

平野紫耀
おかしい事、言ってるのは分かってる!
自分でも分からないくらいあなたが好き





何度も伝えられる紫耀の言葉がとてもストレートで心が揺れてしまっている自分がいる








あまりにも真っ直ぐ伝える紫耀に
私はまた目を逸らしてしまう













平野紫耀
じゃ、そういうことだから!
あなた

え?、ちょ、ちょっと!

そう言ってブランコから立ち上がり駆け出す
紫耀に私は思わず立ち上がる








平野紫耀
廉が心配するんでしょ?
早く帰ってあげなよ!


そう言い終わるとすぐ走って行ってしまった










 
あなた

‥‥ほんと勝手なんだから

まだ?
今どこおるん?
はよ帰ってきてや
なんで連絡せんの?
はよ会いたい
なんかあったん?




メールを見ているとたくさん廉からきていた































廉からのメールを読んでいると‥



私は最後メールを見て走り出した





































 





あなたの嘘つき





あなたの嘘つき


それをみた瞬間、廉は今日私が嘘をついた事を知ってしまったんだと勘づいた








何やってんだ私!
また廉を不安にさせるような事してる










私は必死に走った。


公園から家までは近くで
すぐ廉の家に向かう。








ガチャッ






鍵はかかっていなくてすぐ中に入る


あなた

廉!?







私はリビングのドアを開けようとした瞬間





ドアが開き、廉から手を強引にひかれ中に入るとソファに押し倒され、廉が馬乗りになる




















永瀬廉
あなたなんで嘘ついたん?
そういう廉の目は光はなくて少し怖く感じた























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