第15話

14.夏祭り
381
2019/01/06 08:45
夏休みは予定盛り沢山のものとなりました。
プールでウォータースライダーにも乗り、
少し離れたかき氷のお店でふわふわの限定かき氷を食べ、
たまーに、図書館でお勉強会もしました。
そして夏休みも終盤に迫った今日は
夏祭りです!
あなた

あ!りんご飴食べよ!

喜多川 翔 (キタガワ ショウ)
なーなー!焼きそば食おうぜ!
小鳥遊 鶫 (タカナシ ツグミ)
金魚すくいしたーい
上田 永遠 (ウエダ トワ)
あっ!レインボーわたあめ食べようよ~!!
時雨 季織 (シグレ イオリ)
おいお前ら!バラバラに動こうとするな!
鳥海 りつ (トリウミ リツ)
そうですよ!はぐれたらどうするんですか!
最終日はさすがに人が多いです。
さっきからいろんな人の肩にぶつかって上手く歩けません。
鳥海 りつ (トリウミ リツ)
あなた、服の裾掴んでいてください。
あなた

え?

鳥海 りつ (トリウミ リツ)
はぐれたら困るでしょう...離さないでくださいね///
あなた

う、うん!

りつの上着の裾を掴む。
...りつデカイなぁ...私と頭一個分以上違う
背中もおっきい...やっぱり男の子なんだなぁ...
あなた

うわっ

周りを見ていない男子の集団とぶつかり、手を離してしまった。
でもすぐに、緑色の服を見つけて咄嗟に腕を伸ばす。
あなた

ふぅ...はぐれるとこだった…

男子
.......あの?
あなた

...えっ?

聞き覚えのない声に顔を上げると見知らぬ男の人がいた。
男子
なんですか?
手元を見ると私はその男の人の上着の裾を強く掴んでいた。
あなた

わっ!す、すす、すいません!間違えました!

恥ずかしくなった私は、顔が紅潮するのを感じながら足早にその場から立ち去った。
あなた

......あれ?ここどこ...?

気付くと、見覚えのない屋台がずらりと並んでいた。










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第十四話

夏祭り


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ヤバい、デジャブだ...!!
また翔に怒られる!絶対馬鹿にされる~~!!
いや、今はそれどころじゃないし!
どうしよ…!  あー、また不安になってきた...
鳥海 りつ (トリウミ リツ)
あなた!!
突然後ろから腕を引っ張られ、抱き寄せられた。
聞き覚えのある、優しい声。
あなた

りつぅ...

鳥海 りつ (トリウミ リツ)
あーまじ馬鹿だなお前、離すなよって言ったじゃんほんとアホなの?鶏かお前は?三歩歩いたら忘れるのかお前は?あ??どんだけ迷子になるんだよ、幼稚園のガキじゃねぇんだからさ。あーもう!!
強くギューッと抱き締められ、ツラツラと長めの説教を受ける。
あなた

ちょ、りつ...!苦しいし長いし、そのキャラは初耳... 離してぇっ

鳥海 りつ (トリウミ リツ)
無理。
ギュゥっと、強く優しく、痛いけどどこか温かい、
あなた

...心配した、?

鳥海 りつ (トリウミ リツ)
めちゃくちゃしたに決まってんだろバカ!
あなた

!.....えへ、えへへ

鳥海 りつ (トリウミ リツ)
なんだお前、気持ち悪っ
あなた

うるさいわ、バカりつ

新しいりつのキャラは、毒舌だけどちょっと居心地がいいです。











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第十四話 [完]


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