第14話

13.迷子
397
2019/01/06 02:11
あなた

あれぇ...みんなどこに座ってるんだろ…

バレーに熱中したあと、お昼の時間帯になったので海の家で昼食をとることになった。
...んだけど、迷子です。
おかしいな…ここら辺なはずなんだけど...
男子
ねぇ?君一人?
あなた

へ?

後ろを振り返ると、金髪でピアスを何個も開けた如何にもチャラそうな男性が立っていた。
あなた

いや、別に...

男子
もしかして迷子!? さっきからキョロキョロしてたもんね〜
あなた

いや、違います…失礼します…

男子
待ってよ
男性は私の腕を強く掴んだ。
あなた

いっ、痛いです!離してください!

男子
俺も一緒に探してあげるからさ?行こうよ!
どんどん力は強くなって、海の家の出口へと引っ張り出される。
あなた

たっ、助けてっ...

このまま知らない人に連れてかれちゃう。
今にも泣きだしそうになっていた。
その時、反対の腕を誰かが引っ張った。
あなた

!?
































上田 永遠 (ウエダ トワ)
お前その汚い手離せよ。
あなた

とっ、とわっ....

男子
はぁ?なにお前、俺この子が迷子だって言うから連れてってあげようと思ったんだけど?
上田 永遠 (ウエダ トワ)
もうそんなことしなくていいって言ってんだよ。さっさとその手をこいつから離せ。
男子
あ、なに?お前もしかしてこいつの彼氏?あー...いやごめんね!バイバイ!
男性はコロッと態度を変えると、焦ったように身を翻していなくなった。
上田 永遠 (ウエダ トワ)
チッ、なんだアイツ....
あなた

うっ、うぅ、とわー!!!

上田 永遠 (ウエダ トワ)
えっ!?あっ、よしよし!そうだよね、怖かったね~...
永遠の態度もコロッと変わり、いつもの永遠になっていた。
上田 永遠 (ウエダ トワ)
あの、あなた?怖かったのも分かるけど…ここ、人いっぱいいるから移動しよっか?
あなた

はっ!

顔を上げると、周りの人がニコニコしながら私達を見つめていた。
あなた

あっ、うんそうだね…ごめん///

上田 永遠 (ウエダ トワ)
大丈夫...///












──────────

第十三話

迷子


──────────












喜多川 翔 (キタガワ ショウ)
ったく!お前なに迷子なんかになってんだよ!
あなた

だからごめんってさっき謝ったじゃん!

小鳥遊 鶫 (タカナシ ツグミ)
わかったから落ち着いてご飯食べなよ
その後、永遠と一緒にみんなと合流して昼食をとった。
もう終わったことだって言うのにこいつは...
喜多川 翔 (キタガワ ショウ)
どんだけ心配したと思ってんだよ!
あなた

だから......え?

喜多川 翔 (キタガワ ショウ)
あっ...///
あなた

...心配してくれたんですか~

喜多川 翔 (キタガワ ショウ)
ちっ、ちげーよ!!昼飯食べれるか心配だったんだよ!///
時雨 季織 (シグレ イオリ)
嘘つけ?永遠と一緒に探しに行くって慌ててた癖に
喜多川 翔 (キタガワ ショウ)
うるっせぇ!黙ってろ季織!!
へぇ...///
そう、なんだ...///
鳥海 りつ (トリウミ リツ)
ん?  あなた顔赤いけど…
あなた

なっ!なんでもないよ!食べよ!

なんか変な気分...
フランクフルトの味が思い出せません。














─────────

第十三話 [完]


次回▶︎第十四話

プリ小説オーディオドラマ