暑い夏のある1日。
1年D組 教室
暑い教室の中で、俺はただただ座っていた。
別に話す人がいない訳じゃないよ?(汗)
サッカー部のミーティングに行ったっきり、やっちゃんは全然帰ってこない。
。。。はあ。
アウェイだぁぁぁ。。。。
この上なくアウェイだぁぁぁ。。。。
どっかから声が。。。。。。。。って加島っ!?
と、俺は教室の前の方に移動する。
朝っぱらから何しにきたのかと思ったら。。。
。。。。。そうだった。
今月こそ田村先輩とかに輪姦されそうだしなぁ。。。
そういうお前はどうなんだよ、加島。
そしてそれを言いにだけ来たのかコイツ?
何か言えよ加島!!!
気まずいだろ!!!!
それに回りからの視線も感じるし。
用件はそれだけかよ!?
と、そこに。
天使がやって来た!!!!!
!?!?!?!?!?
言うなよ加島。。。。。。
しかも何も言わずに帰ってった。。。
俺はこの時、知らなかった。
今日この日が、とんでもない一日になるなんて。。。
....コホン
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!