第3話

2日目(前半)
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2020/05/21 08:58
2日目

『ふあぁ…』

朝早くに起きて日課のランニングを始める

『(んーいつ皆に私がユースの選手だって言ったらいいかな〜)』

なんて話しながら考えていた

『(んんんー。まあ、いっか。いつかはばれるでしょ)』

ランニングを終え井闥山に戻る

聖「お前早いな…」

『兄ちゃんおはよー!』

声がかかり振り向くと兄ちゃんがいた

聖「ユースの代表だって言わなくていいのか?」

『んー。そのうちばれるからいいかなーって』

聖「はぁ。まあ、お前がそれでいいならいいけど」

そう言って兄ちゃんは走りに行った。

私は食堂へ向かう

食堂に入ると井闥山のマネージャー、来栖萌結さんがいた

『おはようございます』

来「あぁ。おはよ」

なんかこの子苦手だ

来「ねえ、マネージャー辞めてくれない?」

『は?なんでですか?』

来「私侑くんが好きなの。あなた目障りなのよ。だから消えて」

すると来栖さんは自分の右頬を殴った

勢いが強かったのか血が出ていた

『血… 』

来「きゃぁぁぁぁぁぁぁ 」

ドタドタ

侑先輩達が入ってくる

侑「どした!?」

来「あなたちゃんが、侑くんに近づかないでって…うぅ。殴ってきて…」

『わた、しやってな…』

侑「喋んなややかましブタ」

ドアから兄ちゃんが入ってくる

聖「なにこれ…」

来「あなたちゃんが侑くんに近づかないでって殴ってきて…うぅ」

聖「は?俺の妹をそんな事するわけないだろ。だいたい殴られたならなんで左じゃなくて右に傷がついてるわけ。」

来「それは、あの…」

聖「自作自演でしょ。俺の妹を巻き込むんじゃねえ」

来栖は耐えきれなくなったのか出ていった

聖「…侑。お前最低」

聖臣は侑にそう言うとあなたに近寄る

『にい、ちゃ』

聖「大丈夫だ。落ち着けあなた」

私の意識はそこで途切れた
ーーーーーーーーー
治「あなたはどうしたんや?」

角「あなたは大丈夫?」

聖「はぁ…あなたは血がだめなんだ」

そう言うと聖臣は澪を抱え戻っていった

北「侑」

侑「はい」

北「澪に謝らなあかんな」

侑「はい」

北「澪が起きたら誠心誠意謝れや」

侑「はい」

侑「(俺は最低や…ちゃんと謝ろう)」

『ふあぁ…』

朝早くに起きて日課のランニングを始める

『(んーいつ皆に私がユースの選手だって言ったらいいかな〜)』

なんて話しながら考えていた

『(んんんー。まあ、いっか。いつかはばれるでしょ)』

ランニングを終え井闥山に戻る

聖「お前早いな…」

『兄ちゃんおはよー!』

声がかかり振り向くと兄ちゃんがいた

聖「ユースの代表だって言わなくていいのか?」

『んー。そのうちばれるからいいかなーって』

聖「はぁ。まあ、お前がそれでいいならいいけど」

そう言って兄ちゃんは走りに行った。

私は食堂に向かうと井闥山のマネージャーの来栖萌結さんがいた

来「あ、おはようございまぁす。」

『あ、おはようございます』

なんかこの子苦手だ

来「あなたさんは侑くんとぉ仲良いんですねぇ」

『そう見えますかね。』

来「っち。私さ侑くんが好きなの。あなたが目障りなの。だから消えて」

すると来栖さんは自分の右頬を殴った

勢いが強かったのか血が出ていた

『(血…)』

来「きゃぁぁぁぁぁぁぁ」

ドタドタ

侑「どうしたん!?」

『あつ、む。せんぱ、い』

来「あなたちゃんが、私の事殴ってきたんです…うぅ」

『わた、しやって。な 侑「最低やな。近寄んなややかましブタ」』

聖「…なにこれ。」

『にい、ちゃ』

ランニングから帰ってきたのか兄ちゃんが食堂に入ってくる

来「あなたちゃんが、侑くんに近づかないでって殴ってきて…!」

聖「はあ?俺の妹がそんな事するわけないだろ。しかも澪が殴ったって言うならなんで左じゃなくて右に傷がついてるわけ?」

兄ちゃんが問い詰める

来「えっと、これは…」

聖「どうせ侑に好かれたくてやった自作自演でしょ。俺の妹を巻き込むんじゃねえ」

兄ちゃんは近寄ってくる

『にい、ちゃ。血が…血が…』

聖「大丈夫だ。落ち着け。」

兄ちゃんが頭を撫でてくれる

私の意識はそこで途切れた
ーーーーーーーーーーー
侑「自作自演やったんか」

来栖を見る侑の目が変わる

来栖はその場から逃げ出した

北「侑。あなたに謝らなあかんやろ」

治「最低や」

侑「分かってるわ!」

角「なんであなたは倒れたの?」

聖「はぁ…。澪は血がダメなんだ。」

そう言って聖臣はその場から立ち去る

北「あなたが起きたら謝りに行けや」

侑「はい…」

侑「(悪いこと言ってもうた。あなたに謝らなあかん)」

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