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第6話

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姫宮理央
姫宮理央
(…確かに部員が増えるのは
嬉しいけど…
まさか揃いも揃って
こんな不良ばかりとはね…
先生前もって言ってよ…)
伊織
伊織
ん?どしたのジミちゃん、大丈夫?
体調悪い?
姫宮理央
姫宮理央
(…ジミちゃん呼びが定着してる…!)
姫宮理央
姫宮理央
いや、そういう訳じゃ…
嵐士
嵐士
…じゃーさっさと行こうぜ
なんだっけ?調査?すんだろ?


スタスタと歩いてく嵐士。

まさか積極的に動いてくれるとは思わず、
驚く。

海斗
海斗
……嵐士、どこへ行く気だ?
姫宮理央
姫宮理央
(喋った!)
伊織
伊織
そーだよ、嵐士君
どこ行けば良いかわかってんの〜?
嵐士
嵐士
あ?知る訳ねーだろ
伊織
伊織
も〜じゃあ勝手に動いちゃダメじゃん?
ココは隊長であるジミちゃんに
教えて貰わなきゃ、ね?


ニコリと微笑まれて
思わず顔が赤くなりそうになる。

姫宮理央
姫宮理央
(伊織君は唯一この中で感じが良いな)
海斗
海斗
…さっき聞いた怪談では…
廊下に女が出てきたんだったか?
嵐士
嵐士
は?あれ作り話だろ?
その男死んだなら誰がそれ伝えんだよ
伊織
伊織
いや誰も男子生徒が
死んだって言ってなくない?
姫宮理央
姫宮理央
ええっと実はアレは噂話で…
誰かから具体的にお化けが出るって
相談があった訳じゃないの
嵐士
嵐士
はぁ?!なんだそりゃ!
じゃあ何の為に調査しに行くんだよ?
オレら4人で肝試しでもしろってか?!
伊織
伊織
だーかーら
言い方がキツいんだって、嵐士君は
……でも俺も似た話聞いた事あるなぁ
伊織
伊織
……部活でね、
大会二週間前にサッカー部の副キャプが
1人で居残りしてた時の話なんだけど…

『…放送室…にいる…よ…』



スピーカーから微かに
声が聞こえてきたんだって。


こんな時間に聞き間違い?
それとも放送の練習?

とか色々思ったんだけど…

何となく気になったから
放送室まで行ってみたらしい。



で、いざ着いてみたら
放送室のドアは閉まってて
小窓から中を見れば、女子生徒がいる。


あーこの子が放送したのか、

とりあえずスイッチ入ってることだけでも
教えてあげようってドア開けたら……




中には誰もいなかったんだって。



出入口は一つしかないし、
絶対見間違いじゃないから、
もうびっくりして急いで階段駆け下りた。


でもその時、背後で、



『階段にいるよ』



って声がしたと思った、

次の瞬間。


ドンッ


何かに背中を押されて…段差を踏み外して
階段から落ちたらしい。

で落ちた階段下から自分がいた所を
見上げたら……



その女子生徒が笑って立ってたんだって。



先生が音にびっくりして
駆けつけてくれた頃には、

女子生徒は消えちゃってたんだって。

嵐士
嵐士
………(青ざめ)
海斗
海斗
………
姫宮理央
姫宮理央
(その話は初耳だ…)
伊織
伊織
ま、幸い怪我は足の捻挫だけらしいけど
嵐士
嵐士
…そ、そそそそんなん
見間違えとソイツが
そそそそそそそっかしかっただけだろ
姫宮理央
姫宮理央
(めちゃくちゃ動揺している…)
海斗
海斗
……俺も、そういえば聞いた事があるな