岩泉先輩と、及川さんと別れたあとは自分の教室に向かって歩いた
2人とも、よくも私を置いていったな…
会ったら怒る
あなた・金田一「「あっ」」
噂をすれば
あなた「ねぇ。何で置いていったの( '-' )」
私がそう言うと、金田一はアタフタとした
金田一「俺は一緒に行こうと思ったんだよ!国見が行こうって言うから…」
英め……
及川さんに絡まれると、めんどくさいからって
私を売ったな?
あなた「まぁ、いいや。金田一は許す」
金田一は一緒に行こうと思ったって言ってたしね
金田一「ほんとうか?!良かったぁ…あなた怒ると怖いんだよな……」
私は、金田一と一緒に雑談をしながら金田一と同じ5組に向かった
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「見てみて?!あなたさんがいる……」
「うわぁ、今日も最高級に可愛い、」
「髪の毛サラッサラなのに、なんであんなに可愛い感じにクルクルなの?!巻いてるのかな…?巻いてるんだとしたら、教えて欲しい!」
「美人だよね〜!」
あなた「なんか、また見られてる気がする…」
金田一「?なんか言ったか?」
あなた「…なんでもない」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!