きしつき
「おはよぉ……」
平野
「2人とも大丈夫?」
神宮寺
「めっちゃ眠そう笑」
月島
「弾き語りの練習しててさぁ」
岸
「まさかのつきるなが弾き語りできねーんだよな」
永瀬
「全然向いてへんやん((」
月島
「永瀬黙っとけ」
岩橋
「とりあえず、無理しないでね?」
月島
「玄樹こそ、無理しないでね?」
髙橋
「よしっ、今日も頑張りますか」
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月島
「今日のレッスンもつかれたぁぁぁ」
岸
「つきるな、今日もちょっとだけやる?」
月島
「うーん、今日は自主練でいいや。もうちょいダンスも練習したいし」
岸
「りょーかいっ!無理すんなよ?じゃあお疲れ様でしたー!!!」
平野
「ねぇ、月島ってさ岸くんのことどう思ってるの?」
月島
「うーん、同期」
神宮寺
「え、それだけ?笑」
月島
「同期…で、家族」
髙橋
「じゃあ俺息子で」
月島
「なんで結婚してる設定なの笑」
平野
「だって、ね?」
岩橋
「ねぇ、ほんとに岸くんの気持ち気づいてないの?」
月島
「…」
岩橋
「寝た?笑」
神宮寺
「寝てるねぇ」
永瀬
「月島の家知っとる人ー?」
髙橋
「岸くんだけじゃない?」
永瀬
「ガチかぁ〜」
神宮寺
「あなたのためならダッシュで戻ってきそうだけど、岸くんも疲れてるだろうし」
平野
「ならみんなで廉の家泊まるか!」
廉
「は?なんでやねん笑」
神宮寺
「それが一番だな。よし、片付けて行くぞー」
平野
「あなたー?ちょっと動かすねぇ」
髙橋
「うわ、紫耀がおんぶしてる。岸くんに送っとこ」
平野
「おい!明日うるさいからやめろ!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。