〜2013年〜
月島
「ジャニーさん、お久しぶりです」
ジャニーさん
「久しぶりだな」
私は今社長室にいる
月島
「お話ってなんですか?」
ジャニーさん
「You、SexyZoneに入らないかい?」
月島
「は?」
ジャニーさん
「もちろん岸も一緒だ」
月島
「その話って岸には、?」
ジャニーさん
「まだだよ。紅一点である君の意見を先に聞こうと思って」
月島
「先にやることがあるんじゃないですか?」
ジャニーさん
「どういうことだ」
月島
「マリウスと松島聡」
ジャニーさん
「あれは戦略だよ」
月島
「ただの差別じゃないですか」
ジャニーさん
「違う、Youたちを入れての再デビューだよ」
月島
「は??」
ジャニーさん
「そうすればさらに注目度があがる」
月島
「絶対嫌です。」
ジャニーさん
「なぜだ?悪くない話だろう?差別もなくなるし岸ともデビューできる」
月島
「そんなデビュー、私も岸も望んでないです。他にやるべきことをやってください。あの2人も頑張ってるんです。あんな状況に負けず踏ん張ってるんです。その努力を踏みにじりたくない。てことで、この話はなしで。失礼します」
月島
「ん?夢か」
懐かしい夢見たなぁ
岸はあの時あの話をされてたらデビューしてたのかな、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。