第10話

🌥☁️
284
2021/06/13 07:19

月島
「私の家族について全部話しとこっかな」









「え?」









月島
「私ね、4人家族だったの。お母さん、お父さん、お姉ちゃん、私の4人。でもね?」










『次は〜、○○駅〜、○○駅〜』









月島
「あ、きしゆたここだよね?」











「そうだけど」








月島
「じゃあ、降りよ」











「でも、つきるなここじゃないでしょ?」









月島
「1駅くらい歩くよ。それに、ここで話し終わったら次話しにくいし、岸用事あるんでしょ?」











「まぁ、そうだけど、、、」







『○○駅に到着しました〜』







月島
「てことで、降りよ?」



























月島
「でね?私4人家族だったの。でも、私が小1の時にお母さんが死んじゃったの。交通事故だった。ボールでお母さんと遊んでたの。そしたら、ボールが転がっていっちゃって、、、ボールに夢中だった私は車に気づかずに道路までボールを追っちゃって。お母さんは私を守ってくれたの。でも、私はお母さんを守れなかった。その2日後お母さんはお空に行っちゃった、、」










「そうだったんだ、、、
あ、ごめん、妹を迎えにいかなきゃいけないんだけど時間が結構やばいから、続きは俺ん家でいい?」










月島
「え?」










「いや、結構暗くなってきたし、話聞きたいし」









月島
「いいの、?お邪魔させてもらっても」










「ま、だいじょーぶなんじゃねーの?」











月島
「じゃあ、お言葉に甘えて」











「それじゃ、俺についてこい!」










月島
「ねぇ、だから急に走らないで!!」



プリ小説オーディオドラマ