第107話
another ver.北斗③
京「え、どういうこと?」
あなた「昨日ほっくんに好きって言われたの」
京「返事はしたの??」
あなた「まだ…明日しようと思って」
京「…なんていうつもりなの?」
あなた「…まだわかんない!…さ、寝よ?大我くん」
京「ん…」
あなた「…まだ寝ない?」
京「ううん、寝よ?…」
あなた「おやすみなさい…」
京「ん…
あなた……まだ、誰のものにもならないで欲しいって言ったら…どうする?…チュ…おやすみ」
北「…何飲む??」
あなた「お水!」
北「はい、どうぞ?」
あなた「ありがと、ほっくん」
北「…で、話って…?」
あなた「この前の話、なんだけど」
北「知ってる、断るんでしょ?」
あなた「え??」
北「え??違うの?」
あなた「…正直、恋とか愛とかで好きかって言われたらまだわかんない…それでもいい??」
北「マジで?!やった!めちゃめちゃ嬉しいんだけど」
あなた「お友達からでお願いします」
北「…わかった、じゃあとりあえずデートしてみない??」
あなた「してみたい!」
北「プラトニックな恋愛ってした事ないんだけど、どこまでならしていいの?」
あなた「どこまでって?」
北「手を繋ぐとか、キスとか…どこまでならしていいの?」
そういいながらあなたの手を握って顔をのぞき込むと
あなたは恥ずかしそうに俯いた
あなた「…いつものほっくんじゃないみたい」
北「そ?あなたが知らないだけだよ
だから、もっと俺を知って欲しい…」
あなた「…うん…」
北「抱きしめてもいい?」
あなた「うん…大丈夫」
北「友達からとはいえ、付き合ってるよね?俺と」
あなた「うん、そうだよ?」
北「…京本ん家に泊まるのやめて欲しい、昨日も言ったけど」
あなた「ん、わかった……でも大我くん怒るかも?」
北「別にほっとけばいいよ…ギュ…」
あなた「…ん…」
北「俺より、京本の心配してる」
あなた「そんなことないよ、ほっくんも大事だよ?」
北「あなた、好きだよ…ギュ
そうだ、京本ん家に行くならうちに泊まったらいいじゃん」
あなた「…なんか、ほっくんやらしい顔してる」
北「え!しないしない」
あなた「じー……」
北「しないってw未成年じゃんあなた」
あなた「んー…ならいいけど」
北「あなたがちゃんと俺を好きになったらね」
あなた「とか言っておしり触ってない?」
北「触ってないってw抱きしめたらちょうど腰の下ぐらいなの!」