第18話

16話
2,486
2020/04/05 09:10








とは言ったものの、
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
とっておきってなんだろう、、
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
……
神崎アオイ
神崎アオイ
まぁ安心して、あの先輩は考え無しに物事を言わないから
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
うん…







今は寮に向かって3人で歩いている
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
……
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
あれ?
神崎アオイ
神崎アオイ
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
カナヲって寮生活?
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
うん…
神崎アオイ
神崎アオイ
そうだよ〜、2つ隣の部屋
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
え!そうなんだ!じゃあ寮でも会えるね!
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
うん、






女子寮の廊下を歩く。
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
それにしても、ホントお金持ちね、この学校
神崎アオイ
神崎アオイ
まぁね、(;゚∇゚)
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
私、ここ、
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
あ!ここなんだ!じゃあカナヲまたね!
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
さよなら
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
あ、あとありがとう、
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
うん、
神崎アオイ
神崎アオイ
またねカナヲ
栗花落カナヲ
栗花落カナヲ
さよなら、





ガチャ



カナヲは自分の寮に戻っていく






今日1日、あったばかりだけど、カナヲはすっごく優しい。
とっても仲良くなれそう





𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
よし!
神崎アオイ
神崎アオイ
…?



ガチャ
神崎アオイ
神崎アオイ
ただいまー
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
たっ!ただいま!
堕姫
堕姫
おかえりアオイ、あなた
堕姫
堕姫
んん?ウチのあなたの顔を悲しみに染めたのは誰かしら?
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
ひょっ、




突然顎を持ち上げられて思わず変な声が出る
神崎アオイ
神崎アオイ
あなた、堕姫には話していいんじゃない?




小さな声で呟いたアオイの顔は、心配と正義感が溢れるような顔だった
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
う、ん……
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
あのね、







────────────────────────
堕姫
堕姫
へぇ〜
神崎アオイ
神崎アオイ
酷くない!?それでカナヲ以外のクラスみんな信じちゃうのよ!
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
堕姫
堕姫
へぇ、
堕姫
堕姫
あの金髪くんも?
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
(。_。`)コク
堕姫
堕姫
はぁ、
堕姫
堕姫
仕方ない、
堕姫
堕姫
今日はこれ以上どうすることもできないから、美味しいものたくさんたべよっか、
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
うん、(´ー`)
神崎アオイ
神崎アオイ
よし、行こ
堕姫
堕姫
あなた?行くわよ、
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
あー、ごめん!着替えていくねっ
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
すぐ行くから先行ってて
堕姫
堕姫
はーい
神崎アオイ
神崎アオイ
わかった!
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
ふぅ、、
我妻くんと寮で会う確率は少ないと思う

食堂で偶然会えたとしても、そんな長話をする余裕はない


それなら……






𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
それなら、賭けるっ
昨日、この時間に我妻くんは窓の外を見てた




スケッチブックとペンを用意して、カーテンを開ける
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
っ、
我妻善逸
我妻善逸
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
い…た……



気まずそうに窓を閉めようとする我妻くんに、まって!と書いたスケッチブックを見せる
我妻善逸
我妻善逸




我妻くんは渋々といった感じで窓を開け戻してくれた
あわててスケッチブックに書く






“話したいです”




それを見せると、





我妻くんは急にいなくなった、


と思った



アワアワしていると、



我妻くんもガサゴソ何か探ってるような、、
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
っ、(°0°)!!



そこには、我妻くんの文字で



“寮の入口きて”




と書かれていた




必死でコクコクと頭を振ると我妻くんは窓を閉めた
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
やばい!
嬉しい!





ドアを開け外へ出る




今すぐ玄関にいかなきゃ!、
神崎アオイ
神崎アオイ
あなたー?
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
あっ、



廊下の遠くから私を呼ぶ声





そうだ、忘れてた!ごめん2人とも!


𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
ちょっとでかける!すぐ戻るから先食べてて!


2人に叫ぶ
神崎アオイ
神崎アオイ
え?大丈夫なのー?
𝒴𝑜𝓊
𝒴𝑜𝓊
うん!





じゃあ行ってるね、と学食に入る2人を背に、私も廊下をかけ出す

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