『あの〜…出来たら皆さん座って聞いてほしいねんけど…』
(真剣な話を切り出そうとするが、美少年は自由な行動をしている。)
浮所(フラフラしてる)←
那須(あなたの髪いじってる)
佐藤(あなたの周り走ってる)←
藤井(アイス食べながらフラフラしてる)←
岩崎(浮所と藤井を動画で撮ってる)
金指(座ってる)
『ねー!!一世しかちゃんと聞いてくれとらんやん!!』
美-金「「聞いてる聞いてる!!!」」
金指「www」
『ほんまに大事な話やねんて…』
金指「どーしたの?」
『あなた美少年来いって言われててん』
那須「……は?」
(あなたが話を切り出した瞬間全員の行動が止まった。)
佐藤「どーゆー事!?もう、決まってるの!?」
『偉い人達は決定って感じやけどあなたは、まだ返事してへん。』
那須「今髪やってるどころじゃないや。(髪ぐちゃぐちゃにする)」
『ねー、解くんなら綺麗に直してよ!w』
那須「ぐちゃぐちゃでも可愛いから大丈夫!」
『嫌やー。』
藤井「あなたはもうこっち来る予定なの?」
『美少年の皆にはちょっと申し訳ないんやけど、あなたの本心で言うとあなたは関西が好きなん。なにわ男子が好き。美少年も好きやけど、美少年とはライバルでおりたいねん。
だから今から偉い人に断りに行こうと思って…』
藤井「うん、俺もあなたとはいい距離のライバルでいたいの。」
佐藤「僕は美少年入ってくれても良かったのにー。」
金指「でも、なにわ男子が好きだもんね!!」
那須「あなた、俺らも断りに行く」
『え?でも、偉い人に逆らうことになるんやで?
下手したらクビも考えられるで。』
岩崎「今まであなたちゃんにはめっちゃ助けられてるから!これぐらいは俺らも助けないと」
浮所「7人で行けば怖くない!!!」
(桃坂を関西ジャニーズJrで活動させていくために一致団結して上の人に頼みに行くことに…)
金指「でも、向こうもかなりの人数いるよね…?」
浮所「あ…」←
藤井「他のグループにも協力してもらおーよ!!」
佐藤「ねー!!デモやりたい!!!」←
『何を言うてんww』
岩崎「とにかく作戦立てよ!!」
全「「うん!!!」」
(私達は別日に美少年にインタビューをしていた。)
「桃坂さんはどんな印象ですか?」
浮所「負けず嫌い!!」
藤井「あー、確かにw」
佐藤「あと、めっちゃ嘘下手!!」
「そーなんですか?」
金指「これは関西ジャニーズJrの子から教えて貰ったんですけど、あなたちゃんって嘘つく時下を向いて話すらしいんです。普段なら目を見て話してくれるから分かりやすいですね!w」
「1番印象に残っていることを教えてもらってもいいですか?」
那須「1番印象に残ってる事……」
佐藤「僕はー、関西ジャニーズJrのあけおめコンの時です!」
「なにわ男子さんの密着で撮らせていただいてました!」
佐藤「じゃあ映像あるのかな…?」
浮所「どこが印象に残ったの?」
佐藤「康二くんがSnowManに入るって決まって、室龍太くんは俳優の道に進むって決まった時皆泣いてて、あなたステージで1回堪えてたんですよ!」
那須「あー!あの泣けるやつ?」
佐藤「そう!」
佐藤「僕達あけおめコン見に行ったんですよ!!その時にあなためっちゃ泣くの堪えてるように見えて。ステージではずっと笑顔だったじゃないですか」
「そーでしたね」
佐藤「その後僕達楽屋に行ったんです。そしたら、崩れ倒れてて1番泣いてたんですよ。」
(その時の様子が残されていた。)
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。