第203話

202 相談
9,709
2020/01/02 03:38
長尾「あなた何があったん?全部話してな!」


『うん!あのな、さっき私が守ってくれる人とか味方でいてくれてる人がおるからって言ったやん?』


長尾「うんうん。」


『そしたら友香さんが私に小声で「あっそ、勝手に言っとけば?まああとから大変になるのはあんたやけどな」って言ってきてん。』


長尾「はっ!?そんな事言うん!?」


『もっと優しいと思ってたん?』


長尾「思ってへんけど、そこまでだとは思わんわ…。」


『だから、あとからっていつ、何されるんやろって思ったら怖くて…』


長尾「話してくれてありがと!俺頼りないかも知らんけどちゃんと守るからね!」


『…うん!!』


長尾「友香さん結構手強いから…ゆっくり作戦立ててこな!」


『うん!』


長尾「じゃあ戻ろ!」


『あ、待って!他の人にはまだ誰にも絶対言わないで!!特に恭平には…その友香さんの同級生やし、心配させたくないから。』


長尾「いいよ!わかった!」


『ありがと!』


長尾「じゃあ戻ろ!」


































高橋side


あなたごめん。


今の話全部聞こえちゃった…


聞くつもりはなかってん。


ただこの時間にISLANDTV撮っとこうと思って。


結局俺が取り始めたのはあなたと謙杜の話が終わってから。


ちょっと落ち込んだままISLANDTVを撮ることに


あ、撮影者は大橋くんな?




やから、大橋くんも聞こえててん。


※時間は結構違いますけど気にしないで!
高橋「えーっと、今日は俺が#アオハルチャレンジやっていきたいと思いまーす」


高橋「君には俺だけを見ていて欲しい。
君のことだと余裕ないんです。。ハイッ


「ISLANDTV!」


高橋「大橋くんありがとうございます!」


大橋「やっぱ慣れてんな〜w」


高橋「全然っすよw」


大橋「……あ、恭平。」


高橋「はい?」


大橋「さっき聞こえてたって話さ、聞こえてないふうにしとこーな」


高橋「ですね」





















この大きな問題も解決してほしいけど


それより先に思ったのは…


あの言葉、ちゃんと君に伝えれたらええなって。


絶対伝える。今の気持ちやって全部あなたを思って言ったんやから。





































もっと強く、かっこよくなって迎えに行くから待っててな。


















































俺のお姫様

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