第356話

355 喧嘩
7,546
2020/03/04 00:00
桃坂side


今な、謙杜と2人ペアで探してんねん


Instagramで聞いてみてんけどぐったりしてた…?


てことは、意識失っとる?


『けんとー』


長尾「んー?」


『恭平気失っとるかもしらん。』


長尾「は!?」


『だって、見た人おんねん。』


長尾「嘘やん!?」


『ほんまやって。しかも制服着とる女の人と歩いとるとか……』


「『あの人しかおらん』」


「『あ…』」


「『‪w‪w‪w』」


『被りすぎやろ‪w』


長尾「仲ええもんなー」


『え?』


長尾「嘘やん…!」


『探しに行かんと』


長尾「あ、待ってよー!」






























長尾「ここら辺全部探したよな…」


『いない……どこ行ってんねん。ほんまに迷惑ばっかかけよって。』


長尾「‪w‪w‪w」


プルルr…『もしもし』


西畑「出るのはっや‪w‪w」


『右手にずっと持っとるで‪w』


西畑「恭平の場所分かったで。」


『どこ?すぐ向かう。』


西畑「事務所の中やねん」


『…は?』


長尾「どこって言ったー?」


『事務所の中らしいねん』


長尾「え、あの人も入ったん!?」


『え、ほんまや。どーして?』


西畑「どーしたん?」


『恭平さ、あなたの事ストーカーしとる人に連れ去られてん。意識失っとるかもしらん。』


西畑「やばいやん。おれら、先入っとくな」


『り』








『大ちゃん達先入っとくって』


長尾「なら俺らも急ご!!」


『せやな』





















長尾「ピッ」←カード通す音


桃坂「ブー」


桃坂「え?」


長尾「あれ、あなた?」


桃坂「カードない……。」


長尾「まさか……」






「「「丈くん!!!!」」」←中から


『待って、やばい。』


長尾「な。絶対中やばい、でも、あなたが。」


『あなた大丈夫やから、先行ってて』


長尾「分かった。」








あー、絶対カード取られとる。


いいや、警備員さんと話しとこ←










『今日肌寒いですねー』


警備員「そーですね‪w」


『……変な女の人見ませんでしたか?』


警備員「なんか、カード使って入っていきました。」


『その人ってなんか、大きい荷物持ってませんでした?』


警備員「怪しそうだと思って聞いたんですよ、そしたら、今日の練習に使うんやって言ってました。」


『すいません、多分その中恭平です』


警備員「えっ!?」


『やばいっすよね、そのスタッフになりすました人あなたのカードで中入ってったんすよー。』


警備員「え」


『なんで、あなた入れんらしいです‪w‪w‪w』


警備員「変な人入れてすいませんでした!
今すぐ上の者に報告s……『待って、大事にしたくないからええわ』でも、、」


『ほんまにやばい時言うから報告してほしい。ごめんなさいね』


警備員「分かりました!」


















「あれ、あなたやん。」


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