ガタンッ!!
桃坂「えっ!?なになになに!!」
まね「あなた落ち着きwwただ額縁落ちただけやでw」
桃坂「普通落ちんやろ。こわ。」
額縁が落ちてとてもビビっているあなたちゃん。
しかし、まだまだ終わりません。
次はあなたちゃんにしか聞こえない謎の赤ちゃんの声
「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
桃坂「!?」
明らかに表情が曇るあなたちゃん。
取材「では、道枝駿佑さんと踊りたい曲ってありますか?」
桃坂「えっと……」
「あひゃひゃひゃひゃひゃ」
桃坂「っと、、青春アミーゴ踊ってみたi…」
「あひゃひゃひゃひゃひゃ」
桃坂「(耳塞ぐ)」
取材者「どーしたんですか?」
桃坂「さっきから赤ちゃんの声聞こえますよね?」
取材者「え?」
ここで、取材班を退出させます。
プルルルル
取材者「はい、、あ、分かりました。はーい」
取材「上の者に呼ばれたので少しお待ちください。」
桃坂「あ、はい。」
今部屋にいるのはあなたちゃんとマネージャーさんの2人きり
桃坂「駿くんここやばない?」
まね「何が?」
桃坂「額縁落ちるし、赤ちゃんの泣き声聞こえるし」
まね「え?赤ちゃんの泣きg…」
桃坂「聞こえないとか言ったらぶっ倒すよ」
まね「怖い怖いwww」
桃坂「とにかくあなたから離れんでな」
まね「分かった分かったww」
桃坂「あなた死ぬんかな。」
桃坂「駿くん今までありがとうございました。」
まね「えーwwwwww」
取材者がいなくなった途端弱音を吐きまくるあなたちゃん。
では、ここでマネージャーを退出させてみよう。
プルルルル…
まね「はい。…はい、分かりました」
桃坂「何?」
まね「ごめん、呼ばれたから行ってくるわ、すぐ戻ってくるな」
桃坂「ほんまに行かんといて…まじ怖いねん。」
まね「ほんますぐ戻るから待っといて!取材班の方ももう戻ってくるやろうし」
桃坂「……分かった。」
ガチャン
桃坂「あー、怖い。額縁戻しとこ。」
気を紛らわしているのか、机や、周りを綺麗にしている。
では、ここでクライマックスに。
後ろのロッカーから子供の女の子が出てきます。
バンッ
桃坂「!?……ぎゃぁぁぁ!!!」
幽霊役の女の子と机を挟み対称に逃げるあなたちゃん。しかし……
桃坂「君……何歳…?」
なんと怖がりながらも幽霊に話しかけたのだ…!!
幽霊「………8歳…。」
桃坂「8歳なの……?えっと……その、、」
幽霊「お姉さん遊んで……。寂しかったの……。」
桃坂「えっと……その………幽霊。違う!相手が人間じゃなくても……よし!!」
幽霊「お姉さん………(近づく)」
桃坂「うぅっ……」
怖がりながらも立ち止まっている。
ギュッ
桃坂「ヒャッ……!!……あれ…。」
幽霊「お姉さん……ファンなの……。」
桃坂「暖かい……え、幽霊でも暖かいんや。
なにふぁむ!?え、誰担??」
幽霊「えっと……流星くん……。」
桃坂「あなたちゃうんかwww分かった。今度サイン持ってくるね」
あなたちゃんの優しさが分かったところでモニタリング終了。
ガチャ
桃坂「えっ、えっ、なんですか…」
ス「TBSのモニタリングという番組です。」
桃坂「はっ……最っ悪…w」
ス「どーでした?w」
桃坂「めちゃめちゃ怖かったですよ、てか、駿どこやねん!!はよ出て来い!!!!!」
まね「なになになにwwwww」
桃坂「ほんっまに最低…もう嫌い。」
まね「ごめんてww」
ス「どーして話しかけようと思ったんですか?」
桃坂「小さい子ですし、可哀想かなって……」
桃坂「え、じゃあこの子人間ですか!?」
ス「ですねwwなにわ男子のファンですw」
桃坂「なんだ〜良かったぁ。てか怖がっちゃってごめんね。ちゃんと流星くんにサインもらってくるから待っててね」
「コクン」
ねくすと
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。