第107話

106 手紙
9,591
2019/11/22 13:19
駿「これあなたのやで〜」


『あざます!』


ファンレター嬉しいんだよね♡


見たら「よし、頑張ろ!」って思えるし


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あなたちゃんへ♡
全ツ当たったから見に行けたよ!
めっっちゃ可愛かった♡
ずっとずっと応援してるからね!
あと、京セラおめでと!
あなたちゃん泣いてるの見て
つられちゃったよ笑
これからも頑張ってください♡
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全ツ来てくれたんだ♡


あとから、お手紙書いておこっ!


次は、、ピンクのハートのシールがついてる手紙


可愛いな〜!何書いてあるんやろ!


ピラッ


うわっ!びっくりした。またカッターの刃やん。。


とりあえずお手紙読も…


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あなたへ♡♡
あんたなにわ男子に必要ないよ!
早く消えた方が皆のためだよ!!
私のみっちーに近づかないで?
見ててうざい、早くタヒんでね♡
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やっぱりアンチやったわw


月に3、4個は来るんよね…


慣れたっちゃ慣れたんやけど


やっぱ辛いよね。来ると悲しくなるもん


大橋「あなた、手から血出てるで?」


あ、ほんやww血がでてる事に気づけへんかったww


西畑「え!どーしたん!?」


あ、やばい、カッターの刃隠さないと(ティッシュに包んでズボンの中に入れる)


大西「何で切ったん?」


『多分紙で切っちゃったんかなww』


ギュッ


『え?』


高橋「ちょっとこのままいて」


西畑「今それどころやないって!」


高橋「よし、ありました!」


藤原「何それ?」


『ん?…あ!ちょっと返して!』


高橋「俺には見えてたんやから、絶対返せへん!」


『だめ!返してよ!』


高橋「みっちー、その包んであるティッシュ開けて」


道枝「ん?うん、、、え?」


長尾「カッターの…刃?」


大西「また入ってたん!?」


『私の事好きになってくれないみたいww』


藤原「なんで、」


『でも、そういう子もおると思うで。なんで女がこの中におるんやって。私でもそう思っちゃうもん』


全「…」


『その人の気持ちが分かるから、私はなんも言えへんの、』


全「そっか、、」


西畑「あとさ」


『ん?』


西畑「ずっと気になってたことなんやけど、あなたの足の絆創膏これずっと貼ってるけどなんなん?」


長尾「確かに、入所した時からそこに絆創膏貼ってある」


『これは、、』


藤原「俺知ってるで、小さい頃のやろ、?」


『、、うん。』


高橋「小さい頃の?」


『虐められてた時の傷が消えへんくって、これみたら辛なるから見んように隠してあるねん。』


西畑「そっか。」


道枝「なんかあったらすぐ言ってな!」


高橋「今みたいに隠すのなしな!!」


『考えとく』


藤原「考えとくじゃいかんやろw」


『もー、分かったよww』


高橋「よしw」


相談したくても、皆を困らせたくないんだよ。。



皆忙しいのに、私のせいでもっと忙しくさせたくないから、、


これが私の限界なの


めんどくさいって思うかもしれへんけど、


皆私を1人にしないでね

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