第297話

296 RIDE ON TIME
7,837
2020/02/08 15:14
(あれから数ヶ月経った今日関西ジャニーズJrはある新しい1ページを描いた日)













(それは……関西ジャニーズJrが夢にも見ていた京セラドームでの関西ジャニーズJr単独公演だ。)













(しかし、ここで事件は起こった。)


(前半戦関西ジャニーズJrがファンの近くに行き、ファンサービスをするというもの)











(その時…)














バタンッ


(音楽が鳴り響いて微かな音しか聞こえなかったが確かに誰かが倒れた音だった。)













(倒れたのは…桃坂だった。)


風雅「あなた!大丈夫か!?」


『へーき、へーき』


(なんて言ってピースをlilかんさいの大西風雅に向け言ったあと何事も無かったように踊り出す桃坂)













(しかし、ステージ裏にはけた途端…)


『痛っい…。どーしよ…とにかく衣装チェンジしんと…』













(ジャニーズの衣装チェンジは限られたほんの少しの時間だけ。)













(しかし、今桃坂は怪我をしていて少し動かすだけでも一苦労だ。)


高橋「……あなたちょっときて(連れ出す)」


『えっ……』


(限られた時間の中、同グループの高橋恭平に連れられ姿を消した。)

















(しかし、我々はついて行ってみることにした。)


高橋「あなたどしたん?」


『何が?』


高橋「なんかあったやろ?」


『怪我してもーて。』

高橋「どこを?」


『左腕をちょっとね…wあと背中うったんかな…痛いよ泣』


高橋「よしよし、少しこのままおる?」


『うん……グスッ』













(初めて見せた涙。)


(その涙はとても辛そうで、誰かに助けを求めているように感じた。)


(その涙を優しく拭き取り、大切に抱き寄せる高橋。)


(この2人はシンメで、きょへももというコンビ名で人気があった。)











(私達はこの公演後インタビューをした。)


「シンメが桃坂さんなんですよね?」


高橋「はい、」


「どんなお気持ちですか?」


高橋「あなたとシンメでやっててってことですか?」


「はい」


高橋「えー、なんか。あなたって女の子だからとか嫌いなんすよ。差別的なことして欲しくないみたいなこと言うんすけど、そーいってもやっぱ女の子やし危険なことは男がするもんやし、でも、言うこと聞かんから大変すよね。
でも、あなたのやること全部が可愛く見えて、守りたいって気持ちが強くなりますよね。」


「つまり好きってことですか?」


高橋「あー、向こうはどう思ってるか知らんけど、俺は好きですよ。多分会った時から」


「付き合いたいですか?」


高橋「そりゃ、付き合いたいですよw
でも、あなた結構辛いこと重なってるんで今はそっと支えてあげることが一番やと思うんで。今は自分の気持ちは抑えてあなた優先でいきます。」




















(そして、この2人はやがて付き合うことになる。)

























(そして、思いもよらぬトラブルに1度桃坂への密着は中止となった。)


























(次回、新しい第1歩へ)


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語彙力死んでる〜😭

誰か生き返らせて。。

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