第119話

慶ちゃんのおうち。
498
2020/06/12 00:39
ピンポーン





小山「はーい」


『あ、あなたです!』


小山「開けるから入っていいよー」


『了解!』




あれ、?慶ちゃんの声がなんかいつもと違う













『おじゃましまーす!』


小山「どうぞ、どうぞ」


『あれ?なんかいい匂いする!』


小山「あ、分かった?w」


『これ、は。チョコ?』


小山「せいかーい!チョコアイス作ってましたー!w」


『え、食べたい!』


小山「先お風呂入ったら?あがった後の方が美味しいよ?w」


『たしかに!じゃあ入ってくる!』


小山「うん!」










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『お、おいひっ!』


小山「でしょ〜?w」


『やっぱあなたの推しはなんでもできるっ!』



その瞬間慶ちゃんは下を向いた



『どうしたん?』


小山「いや、俺ってやっぱ推しなんだなーって」


『え、!?』


小山「実はさ、あなたちゃんが正門くんと付き合ったって知ったときめっちゃ悲しかったの」






えっ、、、







小山「そりゃぁ、後輩と先輩の関係だからどうこうするつもりはなかったけど」











小山「なんか俺のあなたちゃんが取られたような気がして。」









あなたのことそんな風に思ってくれてたんや…


あなた、なんてことしたんやろ







小山「あ、だけど気にしないで!これからも仲良くしてくれたらそれでいいし!」



慶ちゃんの笑った顔は










無理やり作った笑顔だった

プリ小説オーディオドラマ