道枝side
なんと今あなたが自分の部屋で読書してます
あなたは本を読むのがほんとに嫌いなのになぜか読んでます
それも、入ってこんといてって
邪魔されたくないんかな?
藤原「どーせ本なんか読んでへんって」
西畑「あなたが読む訳ないしなw」
みんなこの調子で疑ってます
「「「「「「「ピコンッ」」」」」」」
その場にいるなにわ全員の携帯に着信が
道枝「え、みんな来てるんすか?」
みんな「うん」
見てみるとなにわのグループLINEからだった
ーLINEー
ダンッダンッダンッ
あなたがドタバタ階段を降りてきた
大西「静かにおりなさい」
あなた「・・・」
西畑「あなたイライラしてるw」
道枝「www」
長尾「かわいいなぁ〜」ワシャワシャ
あなた「もー触らんとって!」
長尾「ツンや」
あなた「てか、なんできょーへいは見向きもせんの!?LINEの時も無視やったし」
高橋「今日前髪うまくいかんのよ」
あなた「知らん!」
大西「あなたどしたん?機嫌悪いなぁ」
あなた「もーいい!」
ダンッダンッダンッ
大橋「行っちゃった…」
藤原「ほっといたらまた機嫌よぉなるてw」
やけどあなたはその日ずっと機嫌が悪かった
ーLINEー
大橋くんが夜ご飯のLINEをしても既読にならず
俺が部屋に行こうとしても、どうせ開けてくれんやろって丈くんに止められる
もーあなたがおらんかったら寂しい…
すると、俺の携帯に着信があった
ーLINEー
はぁなんでやろ
道枝「長尾ー今日一緒に寝てもいい?」
長尾「みっちーはデレ!?」
道枝「違うわ!w今日俺あなたと同じ部屋の日やったやん?やけどあなたが1人で寝たいって」
西畑「なんで今日は引きずるんやろな」
大西「いつもならころっとなおんのに」
高橋「よし!やっとできた!」
大橋「え、前髪?」
高橋「はい!いただきまーす」
西畑「あなたお腹空いてるやろなぁ」
長尾「あ!!!!」
藤原「ビックリしたぁー急に大っきい声出すなやw」
長尾「すいませんwそれより!」
道枝「なにー?」
長尾「小山くんに協力してもらいません!?」
西畑「小山くん?」
長尾「はい!小山くんにあなたに何で怒ってるから聞いてもらうんです!」
大西「それいいかも!小山くんになら絶対に話すし!」
高橋「早速聞いてもらいましょ」
あなたside
はぁあお腹空いた…降りよかな
いや、でも!ここで降りたらみんなにバカにされるだけや!
ピコンッ
ん?誰や
ーLINEー
小山くんに好きって言われちゃった…
よし!頑張ろ!
スタスタスタ
道枝「あ、あなた!」
大西「あなた!お腹空いてるんちゃう??」
西畑「早く食べ?」
大橋「食べないと倒れんで!」
あなた「み、みんなーーーーグスッ」
高橋「え、あなた泣いてるやん」
長尾「どーしたん!?」
みんなにほんとうのことを話した
西畑「もーあなた可愛すぎやろ」
道枝「褒めてもらいたくて読んでたん?」
あなた「うん…」
藤原「マジかw」
大西「いつでも褒めたんで?」
あなた「みんなーー大好き♡藤原氏以外」
藤原「おいw」
なにがあってもなにわはなにわなのでした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。